ことばとコミュニケーション-大塚 みさゼミ
このゼミでは、23名のメンバーが「ことばとコミュニケーション」に関するテーマを自由に選び、研究を進めています。
今年の研究テーマの一例は以下の通りです。
「宮沢賢治特有のオノマトペと表現効果」
「若者言葉の定着と使用実態について」
「絵文字とコミュニケーションについて」
「音のない世界のコミュニケーション」
「オタク文化とことばの交わりで起こる若者言葉の発達」
前期、後期1回ずつ行う中間発表では、PowerPointに図やグラフ、表のほか動画を用いたプレゼンテーションもあり、互いに刺激を与え合っています。さらに学生同士が意見交換を盛んに行うディスカッションにより、自分の研究を突き詰めると同時に互いに切磋琢磨してゼミ全体で一丸となって研究に臨んでいます。
ゼミでは学内外で懇親会を行って学生同士の交流を深めたり、近隣にある東京インターハイスクールとの交流授業を通して学びの成果を発表したりと活発に活動しています。
楽しみながら、みんなで成長を実感できるゼミです。
大塚先生からのコメント
学生たちが選ぶ研究テーマはバラエティに富んでおり、私自身も毎回の中間発表がとても楽しみです。中間発表時は緊張感が漂いますが、ディスカッション場面は自発的な発言が続き、教室が和気あいあいとしたムードに包まれます。発表後のresponによる相互評価では、発表者によかった点、改善点を具体的に伝え合います。
いよいよ1月の卒業研究レポート提出に向けて執筆が始まります。2年間の学びの集大成に向けてのラストスパート、メンバー一丸となって励まし合いながら乗り切ってほしいと願っています。
News!
「MORE JAPAN」やさしい日本語プロジェクトに参加!
ゼミ活動の一環として、集英社の雑誌『MORE』のWebサイトで全国各地の魅力を伝える「MORE JAPAN」の人気記事を日本に住む外国の人などにも伝わりやすいよう、やさしい日本語に書き換えるプロジェクトに参加しています。前期は韓国敬仁女子大学の2名の留学生の厳しいダメ出しを受けつつ、グループごとに協力し合って大奮闘を重ねました。これまで、5月と7月、9月に学生たちが取り組んだ書き換え記事が公開されています。
- 本学の学生がMORE JAPANの「やさしい日本語」の記事作成を担当しました!(6/1)
- MORE JAPAN HP「やさしい日本語」
- PRTimes HP 株式会社集英社プレスリリース「6つの大学とコラボして「やさしい日本語」の記事を作成」
学生たちの取材による「やさしい日本語で渋谷のスポット紹介」ebookができました!
「MORE JAPAN」のプロジェクト参加を通して、学生たちに他者の経験に基づく記事の書き換えだけでなく、自分たちの五感を通して「やさしい日本語」で表現したいという気持ちが高まりました。そこで、本学の「ゼミナール等による学術的な活動活性化費」を得て、7月中旬に大学近辺(渋谷?表参道?原宿)の街で取材を行い、記事を作成しました。この成果を常磐祭で発表するとともに、原稿をebookにまとめました。本ページ冒頭に掲載していますので、ぜひお読みください。