PBLで学部紹介のSNS展開、学年を超えたバトンリレー Part 2 「演習ⅡA」最終発表会を行いました(6/29)
3年生が制作した人間社会学部紹介デジタルガイドブック(Jinsha Guidebookを2年生がSNS展開を企画し実践しました!
Jinsha Guidebookには 、制作とSNS展開、2つのフェーズがあります。第一段階として、2020年度後期「メディア表現論(担当: 人間社会学部人間社会学科 駒谷真美 )」 では、3年生が人間社会学部を紹介するデジタルブックJinsha Guidebookを制作 しました。第二段階として、より多くの受験生に知ってもらうために、2021年度前期「演習 ⅡA (クラスA 担当 駒谷 )」では、2年生がPBLで「Jinsha GuidebookのSNS展開」 について、企画から実践までを行っています。前回は、6月8日に実施した企画の中間発表会の様子をレポートしました。今回は、6月29日の6 チームによる最終発表会 と、7月13日のクラスA全体のTwitterとInstagramの公開実践についてお伝えします。
改善を重ねた企画がついに完成!
6チームのオリジナリティが際立った最終発表会
これまで「演習ⅡA」では、「Jinsha Guidebookをバズらせろ?」をミッションに掲げ、ソーシャルネイティブのZ世代の動向を把握し、Z世代女子とSNS特性の関係をデータ分析し、6チームがそれぞれの企画を吟味してきました。ZOOM最終発表会では、本学の入学支援課 川村氏とキャリア?生活支援課の品川氏 、デジタルブック作成システム会社であるコトブキ企画の永岑氏 をゲストに迎えて、6チームの最終企画を発表しました。今回は紙幅の都合で、チーム1の発表を中心に 、チーム2?3?4?5?6はダイジェストで紹介します。
【チーム1】 チーム1は前回の中間発表会では、ワンシート企画書で「三種の神器でバズれ!」とコンセプトを明確にしていました。今回の最終発表会では、発表したパワポ資料にあるように、Twitterではハッシュタグ、Instagramではストーリーと投稿に機能を焦点化しJinsha Guidebookのバージョンでデモ画像を作成しました。SNS トラブル対策も考慮しつつ、期待される効果までフローチャートで見える化しました。
【チーム3】 チーム3の企画は、TwitterからInstagramへ2段階のプロセスが特徴です。具体的にどのようにTwitterでJinsha Guidebookを知り、Instagramで深堀するかをデモ画像で紹介しました。特にリールのデモ映像から、コロナ禍の受験生でも渋谷キャンパスを疑似体験できる可能性を提供してくれました。
【チーム4】 チーム4は、TwitterとInstagramの共通機能を連携する企画を立てました。このチームのオリジナリティは、位置情報の活用です。写真の撮影場所を表示することで、そこから渋谷キャンパスや人間社会学部に紐づけられ、ハッシュタグと疑似効果を得られることをデモ画像で紹介しました。
【チーム5】 チーム5は、女子高生の「共感から関心Concernへ」誘導するために、SNS展開のメリット?デメリット?対策をわかりやすくチャート化しました。Jinsha公式Twitterでトレンド#を利用することで、さりげなくバズる方法を可視化しました。それだけでなく、受験生の必須アイテムであるJinsha特製赤シートのプレゼントキャンペーンを展開することで、友だちに口コミでじんわりしっかり拡散していくSNSとグッズを連結させた画期的な宣伝方法も提案しました。
【チーム6】 チーム6は、「ググる」より「タグる」Z世代の女子高生が、検索エンジンよりSNSのハッシュタグ検索で情報収集している実態から、「W(ダブル)タグ付け」システムを考えだしました。「女子高校生の間で流行しているハッシュタグ ? Jinshaオリジナルタグ=Jinsha Guidebook バズる!」という流れをデモ画像で披露しました。
最終発表会では6チームの個性が発揮! SNS展開に大きな希望
全6チームの最終発表を受けて、ゲストからフィードバックがありました。入学支援課の川村氏は、どのチームも中間発表会から大幅に改善されていたこと、TwitterとInstagramの異なる特徴を活かしてツールとして使い分けがなされていること、女子高生がカスタマージャーニーとして好循環が見られそうなことを指摘されました。キャリア?生活支援課の品川氏からは、2年生が受験生に寄り添いたいとの思いが伝わる企画であったこと、SNSの双方向のコミュニケーションがコロナ禍の受験生にも必要だとわかる内容であったことを感想として述べられました。デジタルブック作成システム会社の永岑氏は、これからハッシュタグで色々工夫し継続していけばSNS展開は成功すると励まされ、デジタルブックの機能(デジタルブックのヘッダーにTwitterのアイコンをつけられ、Jinsha Guidebookそのものをツイートできる)も活用してほしいとアドバイスされました。