2019年9月(その4)
現代生活学科「環境科学概論」紹介(その4)
廃棄物資源循環の業務で活躍されている女性の方による特別講義 Part 2
前回のブログに引き続き、現代生活学科の1年次設置の「環境科学概論」(必修科目)(担当:菅野 元行 教授)において、7月に行った特別講演の様子をご紹介します。
講演して下さったのは、テラサイクルジャパン合同会社の照屋枝里子先生です。
照屋先生にはプラスチックリサイクルの現状と問題、そしてテラサイクルで展開しているプラスチックリサイクルを中心にお話していただきました。
【履修学生からの感想】
履修学生から多くの感想が寄せられましたが、特に目に留まった感想を抜粋して記します。
?欧州や米国では環境を考慮した政策が行われているにも関わらず経済発展もしています。日本も国民が環境を考慮した行動を促すために政府による実践的かつ確実な政策が必要だと思います。
?テラサイクルではプラスチックのリサイクルを通した社会貢献も行っていることを知り、もっと調べてみたいと思いました。
?海洋プラスチックの問題など地球で起きている環境問題を再認識でき、具体的に自分が取り組むことを考えることができました。
【履修学生からの感想】
?環境負荷は長期的な問題になっているので、改めて環境について考えたり、環境問題について考えている企業に就職することができたらと思いました。
?実際にマテリアルリサイクルされた製品やペレットを見て、本当に元はゴミだったのか疑うほどきれいな製品でした。
?アップサイクルされた商品を実際に見てみて、使われたゴミの材質を変えずにつなぎ合わせて用途を変えるという方法に感動しました。
照屋先生にはお仕事でお忙しい中、学生に分かりやすくご講演を行っていただき、深く感謝申し上げます。
現代生活学科の環境?エネルギー領域では、今後も学外の方々の講演や、実社会の様々な事例を通して、学生の理解を深める教育を進めます。
現代生活学科の環境?エネルギー領域で、今後の?未来の日本の環境やエネルギーをどうすれば良いのか考えていきませんか?