給食マネジメント実習 (管理栄養士専攻2年)
食生活科学科助手S.O
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は管理栄養士専攻2年生の「給食マネジメント実習」の様子をお届けいたします。
そもそも給食マネジメント実習とは??
給食経営管理論を踏まえ
?『安全?安心な対象者に喜ばれる給食を提供する技術や知識を習得』
?管理栄養士、調理従事者の役割を実習することで、『各役割の視点で給食マネジメントを理解する』
?実際の給食施設を想定した実習により『3年生の臨地校外給食実習の理解を深める』
ことを目的としています。
詳細についてはぜひ以前ご紹介した過去のブログをご覧くださいませ!
■給食マネジメント実習(管理栄養士専攻2年)
/learning/hles/diet/blog/2020/20201218oku-blog.html
(※実習の内容は現在と異なる部分があります。)
この実習では2クラスを10班に分けて班を編成し、献立作成~試作~調理を行います。
季節やテーマ(和?洋?中)をふまえ、栄養バランスも考慮して献立作成を行うため、
検討の段階からかなり苦戦している班も見受けられました。
中には献立作成はうまくいったものの、実際に調理をしてみるとイメージ通りにはいかず、
度々試作を重ねる班もありました。
そして、この日は喫食者の方からいただいたリクエスト献立『タコライス』を作りました。
下処理では三層のシンクで野菜を丁寧に洗っていきます。
卵はひとつひとつ割卵し、異物がないか確認をしていきます。
こちらは調理室の様子です。
タコスミートは回転釜で調理していきます
最初こそ大きな窯やスパテラの扱いに苦戦していたものの、すぐにコツを掴んでいて上手に調理していました。
サーターアンダーギーは一つ一つ丁寧に丸め、さっくりと揚げていきます。
調理室内に甘い黒糖の香りが広がり、学生たちも早く食べたそうな様子でした。
手早く、彩りよく盛り付けることは大変でしたが、おいしく、きれいに出来上がりました。
喫食者の方からは
「美味しい給食のご提供をありがとうございます。午後からの仕事、頑張れます。」
「絶品でした。またやってほしいメニューです!」
「全体的に彩りが良く、とても美味しかったです!」
※アンケートからの抜粋
などなどお喜びの声をたくさんいただきました。
今年度は他にもお弁当献立を提供し、大変好評をいただきました。
実習も回を重ねるごとに、包丁技術も調理技術も上達していきました。
また、チームワークを深めることで、実習が始まった4月よりも一回りも二回りも成長したように感じます。
そしてこの経験を活かし、3年生の校外給食実習も頑張りましょうね!