基礎調理2
食生活科学科助手M.I
あっという間に2023年を迎えました。
皆さんはどのようなお正月を過ごされましたか。
本日は、食物科学専攻2年生の「基礎調理2」の授業をご紹介いたします。
この授業では、前期の基礎調理1で学んだ基本的な知識および技術をさらに定着させることを目指し、食材のおいしさを追求した調理の実践力を養います。
12月の実習では、おもてなし料理をテーマに一足早いお正月料理の調理実習を行いました。
メニューは下記の通りです。
★筑前煮
★お雑煮
★おせち(栗金団、ごまめ、チョロギ、黒豆、金柑の甘露煮、伊達巻、柿膾)
おもてなし料理は味ももちろんのこと、見た目の華やかさも重要です。
今回は、飾り切りに挑戦しました。
松葉柚子や結び蒟蒻、梅人参など、ひと手間加えるだけで料理が格段に華やかになります。
「上手にできるか緊張する!」と言いながらも、きれいに飾り切りすることができました。
伊達巻は、細巻きで使用したすだれよりも角が鋭利な「鬼すだれ」を使用して巻いていきます。
「ちゃんと巻けるかな???」と心配していましたが、皆さんきれいに巻くことができました。
今回の授業の感想を一部紹介いたします。
「飾り切りが難しかったので、もっと自宅で練習したい。」
「伊達巻が思っていたよりもしっとりして美味しかった。お正月に帰省した際に、家族に作ってあげたいと思った。」
「はじめは野菜と柿の組み合わせに少し違和感をおぼえたが、食べてみたらすごくよく合って、野菜と果物の組み合わせも悪くないと感じた。」
初めてのことが多く、いろんなこと発見をしながら実習ができたようです。
多種多様な料理が手軽に手に入る世の中になってきましたが、実習を通して、自分で調理をする楽しさをどんどん知ってほしいと感じました。