産学連携活動 調理学第3研究室
食生活科学科教員Y.N
今回は、株式会社東京サマーランドとの産学連携活動の一環として、夏季限定メニューの開発、商品化を行ったゼミ生の取り組みを紹介します。
「プールサイドで食べたい インスタ映えするメニュー?というテーマを基に、?女性ターゲット?、?ワンハンド?、?ヘルシー?などのキーワードも取り入れたメニュー提案を目指しました。
第2弾の今年度は、昨年発売された?アサイーパフェ?のリニューアルと、「カッサータアイスサンド」の開発?商品化を行いました。
初めに、市場調査を行い、調査の結果を元に提案のプレゼンテーション。
プレゼンテーションの結果、イタリアンスイーツ「カッサータ」を商品化することになりました。
カッサータはもともとリコッタチーズを主原料とした濃厚なスイーツですが、プールサイドで食べやすい形状や価格で販売するために、材料の調整や工程を試行錯誤し、レシピの提案を行いました。
学生が提案したレシピについて、サマーランド女性社員の方々と協議、試食会を重ねた末、「カッサータアイスサンド」の製品化が決定!
現地での試食会では、販売場所やネーミングについても議論を行いました。コラボ商品であることがわかるようロゴの作成にも携わり、販売メニューは学生が考案したロゴのシール付き特別パッケージで提供されました。
販売後には、本学で報告会を実施。
参加した学生達からは、
“市場調査からレシピの提案、販売に至るまでのプロセスに関われたことは大変貴重な経験だった”
“消費者のニーズに沿った商品の提案や開発側の想いを形にすることの難しさを実感した”
“大学の講義で学んだことを活かす経験ができ、達成感を感じた”
と、様々な想いと共に、実践的な学びができたようです。
東京サマーランド様との夏季メニュー開発は、今年度で完了を迎えました。
今後も学生が課外活動に取り組めるようサポートに励んでいきます。