解剖生理学実験
食生活科学科助手C.S
今回は管理栄養士専攻と健康栄養専攻の2年生が受講する解剖生理学実験についてご紹介します。
この授業では1年次に学んだ人体の構造や生理機能について、
実験を通してより学びを深めていくことを目的としています。
これは、触覚受容器の分布密度を推定しているところです。
実は???
皮膚上の触覚受容器は均等に配置されていないため、感じやすいところ?感じにくいところがあります。
この実験では自分の手や腕を使って、どこに触覚の受容器があるかを推測します。
方法は、皮膚にマス目のスタンプを押して一マスずつ刺激していきますが、
この際に、同じマス目の紙を用意し、感覚があったところには○、弱めのところには△、なにも感じなかったところには× を書いていきます。
すると、○が集まっているところに触覚の受容器があると推測できます。
この他に、筋肉の反射や眼球運動の観察も行いました。
受講学生のみなさんの楽しそうに実験に取り組む姿が印象的でした!!
今回は生理学がメインでしたが、骨や臓器の細胞を観察するなど、解剖学に重点をおく回もあります。
これからも楽しみながら解剖生理学について学んでもらえたらと思います。