調理学実験
食生活科学科助手M.K
7月下旬になり本格的に暑い日が続いていますね。
今回は、管理栄養士専攻1年生の「調理学実験」をご紹介いたします。
この実験では、基本的な食材の調理性や副材料の効果について学ぶことを目的としています。
今回は「小麦」に関する実験です!
薄力粉と強力粉の違いや、塩の効果のついても考えます。
実験では、粉からうどんを作ります。
うどんは基本的に「中力粉」を用いて作られますが、「薄力粉」と「強力粉」を1:1で合わせても作ることができます!
まず、粉に塩水を入れ捏ねていきます。
塩を入れることでこしのある麺になります。
ですが、
気温が高いと生地が柔らかくなりすぎてしまうので、気温の高い夏は塩の割合を少し多くします。
最初はボソボソしてまとまりにくく、
「どれくらいまで捏ねますか?」と少し不安な様子の受講生???
5分~10分程度捏ねるとこのように表面が滑らかになりました。
この状態で10分間ねかせることで、生地が柔らかくなり、のばしやすくなります。
ここからは生地をのばしていきます!全体の厚さが3㎜程度になるまで平たく広げていきます。
のばした生地を折りたたみ3㎜幅に切ると、うどんの生麺が出来上がります。
暑い季節ですので、ざるうどんにしました!
自分たちで作ったうどんを美味しそうに試食する様子が見られました。
塩を入れない生地と塩の入った生地の比較もしたことで、小麦と塩の特性についても学ぶことができましたね!!
このように家庭にある材料で簡単にうどんを作ることができます。
みなさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!