総合演習(健康栄養専攻?通年集中)
食生活科学科助手M.O
日に日に暑さが厳しくなってきました。
今週より本学では定期試験期間に入り、学生たちはより一層勉学に励んでおります。
今回は、今年度から新たに開講している健康栄養専攻4年生選択科目の「総合演習」について紹介します。
総合演習は、複数の専任教員が担当しています。
加えて、ゲストスピーカー(4月:元スポーツ選手、5月:事業所給食で活躍されている先生)をお呼びしてお話を伺う授業や、6月には農家訪問をし、お茶摘み?お茶づくり体験やフードサービスの授業などを行っています。
今回紹介する授業では、実践女子大学の卒業生でもあり、外部で活躍されている先生に「社会人としてのマナー」について実践を交えた講義をしていただきました。
まず、自分を表現する要素には「言語表現」と「非言語表現」の2種類があり、特に非言語表現が重要で、表現要素の70%を占めているということを学びました。
下記の写真はお辞儀の仕方の実践指導の様子です。
短時間の講義だったにもかかわらず、授業の最後には一段と美しい礼ができるようになりました。
美しい所作が大切だということを、実感する学生が多かったのではないでしょうか。
次に礼法についてお話ししていただき、社会人になると避けては通れない冠婚葬祭に関する金封?水引について学びました。例えば、結婚式で使用する祝儀袋について、意味や成り立ち、袋のデザインから金額、書き方などを教えていただき、その他にも不祝儀袋(葬儀等で使用する)について実際に袋の実物を見ながら学ぶことができました。
最後に…
総合演習では、毎年同じことを行うとは限りません。
履修した学生の主体性を尊重し、自ら学んでいく意欲が大切な授業です。
今回の講義では、社会人としてのマナーという観点から、自分を表現する大切さと礼法について学びました。
このようなマナーはこれからの人生で必要になるものなので、今後も学生自身が進んで学びを得ていけると良いと思います。