ライフステージ栄養学実習(管理栄養士専攻3年)
食生活科学科助手H.H
今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は管理栄養士専攻3年生の必修授業「ライフステージ栄養学実習」をご紹介します。
この授業は、ライフステージ別の身体状況や栄養状態に応じた栄養管理について、実習を通して理解を深めることを目的としています。
この日は、高齢期の女性の食事をテーマに実習を行いました。
献立の内容は以下の通りです。
<朝食>ご飯、野菜のみそ汁、あじの干物、かぼちゃの甘煮
<昼食>ご飯、わかめスープ、ひじき入りハンバーグ、付け合わせ、キャベツのサラダ
<間食>さつまいも入り蒸しパン、牛乳
<夕食>三食丼、おろし和え、二食煮浸し、りんごのコンポート ヨーグルトがけ
1クラス6つの班編成に分けられ、班ごとに調理し最後に先生からの講評をいただくという流れで実習が進んでいきます。
3年生の実習ともなるとグループ内のチームワークがとても良く、スムーズに調理を進めていく様子が見てとれました。
管理栄養士専攻はクラス単位の座学や実習がほとんどなので、特に実習の際にはチームワークの良さが遺憾無く発揮されていると感じます。
展示に出す料理はどの献立にどの食器が合うかを班で決めていくので、それぞれの班で少しずつ異なっているのも興味深いですね。
ただ作るだけではなく患者様目線で献立を検討したり、ハンバーグの付け合わせのトマトの向きや魚の配置に気を配って盛り付けたり、彩りや全体的なバランスを考えたり、その他たくさんの気付き?学びがあることがこの実習の特徴のひとつです。
学生たちも、管理栄養士として働く自分自身の姿がいよいよ近い未来に見えてきたのではないでしょうか。
これから先、どのような管理栄養士として活躍していってくれるのか、今から楽しみですね!