<実践ZOOM>短期大学部にようこそ!
約4万人と、多くの卒業生を社会に送り出してきた本学短期大学。現在は短期大学部として、渋谷キャンパスを拠点に、2つの学科で学生たちが学んでいます。「渋谷」という地の利を活かした密度の濃いカリキュラムで実践力を育んでいる、短期大学部の「今」をお知らせします。
時代に合わせた環境を用意。
現在は文化の発信地?渋谷で教育を展開
本学短期大学の歴史は、1950(昭和25)年に始まります。学科は当初、生活専攻?被服専攻からなる家政科のみでしたが、2年後の1952(昭和27)年に文学や語学を学ぶ国文科?英文科が開設され、家政科にも1967(昭和42)年、食や栄養の専門的な知識を身につけられる栄養コースが設けられました。学びの拠点も、渋谷校地?埼玉校舎(一部)を経て、1976(昭和51)年に日野市に神明キャンパスが開かれ、図書館や食堂も設けられて、長らく学生に親しまれる学び舎となりました。
その後も時代のニーズに合わせた移り変わりを経て、2014(平成26)年、「実践女子大学短期大学部」と、名称を変更しました。「言葉とコミュニケーションについて学ぶ」日本語コミュニケーション学科(通称?日コミ)?英語コミュニケーション学科(通称?英コミ)の2学科体制となり、文化の発信地?渋谷に設けられた最新鋭のキャンパスで、これからの社会で活躍できる女性の育成に取り組んでいます。
短期大学部の学び
「日本語」と「英語」の2つの言葉をベースに、コミュニケーションの基本を学んだ上で専門的な知識とスキルを身につけられるよう、各学科に複数のコースを用意。高等教育機関ならではの教養と、社会で活躍するための実践力を2年間でしっかり育んでいきます。
日本語コミュニケーション学科(日コミ)
日本語や日本文学?文化についての教養と、幅広いビジネスリテラシーを基盤とした、専門性の高い実践的な教育を行っています。「情報スキル」、「コミュニケーションスキル」、「出版編集」のいずれかのコースに所属して専門的な知識と技能を身につけます。(2020年度入学生より新カリキュラムの導入を予定しています。)
英語コミュニケーション学科(英コミ)
最新の言語教育理論に基づいて実践的な英語力の習得を目指すとともに、英語圏の国の社会体制や文化の在り方などを広い視野で学びます。観光?旅行業界への就職を目指す「観光ビジネスコース」と、異文化コミュニケーションを学び海外で活躍する人材を育成する「国際コミュニケーションコース」のそれぞれのコースで、実践的な英語力はもちろん、グローバルな視野を身につけます。
短期大学部News!
「渋谷」という立地と、本学ならではの機会を活かして。生きた知識を身につけられる、ユニークな学びを学生たちに提供しています。
渋谷の昔と今に触れる講義「渋谷研究入門」開講!
渋谷をよく知る外部講師の授業や、街中の歴史的なスポットを訪ね歩くフィールドワークなどを通じて、「渋谷」についてさまざまな角度から理解を深めるユニークな授業。学生たちは、最後の授業で学びの成果を思い思いのスタイルでプレゼンテーションしました。
「目黒のさんま祭り」で、学生デザインのリーフレットが大好評!
日コミの学生5名が作成したリーフレットが来場者に配布されました。会場の案内図や、落語「目黒のさんま」のあらすじなどが掲載された親しみやすい内容で、好評を博しました。
マレーシアのアジアパシフィック大学が留学協定校に!
英コミでは、最大18単位まで単位認定され、留学しても短期大学部を2年間で卒業できる独自の留学制度を用意しています。オーストラリア3校?ハワイ2校の留学協定校に、2018年度からマレーシアのアジアパシフィック大学が加わりました。早速、2名の学生が留学!寮生活で多くの仲間と出会いながら、英語力向上に取り組みました。
神明キャンパスの今
スポーツや子育てで地域の皆さまに親しまれる場に
短期大学部移転後、すべての校舎を解体してグラウンドを整備。本学のサッカー部やラクロス部、ソフトボール部などがサークル活動に使用しています。グラウンド正門側には、日野市と連携して少年軟式野球やソフトボールができるスペースを整備し、土曜?日曜は市民に貸し出しています。
また、旧テニスコート部分の一部を子育て支援協定を結んでいる日野市に無償貸与。今年5月、「わらべ日野市役所東保育園」が開園する予定です。