竹内ゼミ 「「コロナ禍で過ごすクリスマス」意識と行動」の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「「コロナ禍で過ごすクリスマス」意識と行動」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 18 期生 鮎川 萌梨
クリスマスに近づくと限定コスメやイルミネーションなどお金を使う機会が増えていくと思います。そこで私は今回、クリスマスに何をするのか、どのように過ごすのか気になったので調べてみました。
今回は、株式会社インテージが『「コロナ禍で過ごすクリスマス」意識と行動』を調査し、公開された結果(出典は下記の参考文献を参照)を紹介します。この調査は 2022 年 11 月 25 日(金)~11 月 28 日(月)に、ネットリサーチにて、全国の 15 歳から 79 歳の男女(2,585 人)を対象に実施されています。今回の報告では記載されている調査のうち、特に気になった点について紹介します。
クリスマスにかけるお金について 2021 年から 2022 年にかけて、使用金額が 1,720 円増え、20,009 円をクリスマスの時期に使用していました。このことからクリスマスの活気が戻りつつあることが伺えます。
さらに 2022 年のクリスマスの予定の内容を見てみると、「プレゼントを購入(自分用含む)」が 31.1% で 1 番多く、それに続いて、「自宅でパーティー」が多いこことから、盛大に人を集めてお祝いをするよりも普段頑張っている自分へのご褒美という感覚で楽しんでいるのではないかと思いました。
実際に 2022 年のクリスマス関連のイベントで一番お金をかけるものについての項目でも「自宅でパーティ(24.9%)」が最も多くなっており、その次が「プレゼント「子ども」(20.0%)」になっていることからも家族などの親しい間柄の人と過ごす人が多い傾向があることがわかりました。
しかしクリスマスの過ごし方に関する考えや行動については、感染症の不安から繁華街など人混みには近寄らないという考えはいまだに色濃く残っています。このようにコロナ前と比べてクリスマスの楽しみ方が多様化していますが、今年は去年よりもコロナの緩和が進み、イルミネーションや外食などにも行きやすくなるため去年よりもさらに自分の好きなスタイルでクリスマスを楽しめる年になるのではないかと思います。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:
株式会社インテージ(2022)
『インテージ、「コロナ禍で過ごすクリスマス」意識と行動を調査
2022年のクリスマス関連の市場規模は約2兆円を予測(前年比109.4%)』
https://www.intage.co.jp/news_events/news/2022/20221213.html
(最終確認日:2023/11/01)