竹内ゼミ 「エシカル消費 意識調査 2020」の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「エシカル消費 意識調査 2020」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 16 期生 島根由衣
私がこの記事を選んだ理由は SDGs の取り組みにおいて掲げられている目標の 17 個のうち 7 個を網羅することができるエシカルな消費について「これからの時代に必要」なものとして関心が高まりこの調査記事を選びました。
この調査は株式会社電通の全社横断で社会課題の解決に取り組む組織「新!ソーシャル?デザイン?エンジン」および「電通 Team SDGs」が共同で、全国 10~70 代の男女計 1,000 人を対象に「エシカル消費 意識調査2020」を実施されました。以下、株式会社電通調べの結果を紹介します。
まずエシカル消費という言葉を知っているかという質問に対し「意味まで知っている」は5.7%、「聞いたことがある」は 18.3% で男女ともにミレニアル?Z 世代である 16-24 歳男性と 25-39 歳女性が比較的高く、40-59 歳男性の認知率が最も低い結果となりました。
次にエシカル消費を実施するためにどのような条件があればさらに実施してみたいと思うかという質問に対して「価格が同じだったら」が 35.3%、「メリットがわかったら」が 34.5%、「自分の関心がある問題に関する商品であれば」が 31.0%、「身近な店で売られていたら」29.1% が上位となっていることがわかりました。
次に足球现场直播,大发体育在线対策の自粛期間を経てエシカル消費を意識するようになったかという質問に対して 30.9% が「意識が高まった」と回答し一方で、実際に行動に移している人は 6.5% にとどまった結果となりました。
今回の調査を踏まえ、私の意見としては今後も社会担っていく立場ともなり、エシカルな消費に対して知識があるミレニアル Z 世代が、ソーシャルメディアなどを利用することで年代別に需要を深掘りし各世代にあったエシカルな商品を提案していくことが今後の課題であると感じました。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:
株式会社電通(2020)
「エシカル消費 意識調査 2020」、ニュースリリース、
https://www.dentsu.co.jp/news/sp/release/2021/0322-010354.html
(最終確認日:2021/06/03)。