2016年5月(その2)
日野キャンパス「カントウタンポポ?プロジェクト!」 by現代生活学科
現代生活学科のある日野キャンパスでは、広いグラウンドがあり、スポーツの授業、サークル活動に使用されています。
(晴れた日には学生がお弁当を食べたり、開放的な空間です)
日野キャンパスのグラウンドには、希少種となってしまったカントウタンポポが群生していますが、グラウンド整備の関係で今年から急減してしまいました。
以前からカントウタンポポの保護に尽力されていた君塚先生(環境と産業技術a?b、フィールドリサーチ等ご担当)が、偶然にもカントウタンポポの種子を保管して下さっていました。
そこで、「地球環境」も勉強する現代生活学科の出番です!
5月末、環境科学?エネルギーゼミ(担当:菅野准教授)のゼミ生とともに急遽、ゼミの時間にカントウタンポポの種子を蒔くことになりました。
そして1年生の「環境科学概論」で呼びかけたところ、たまたま時間が空いていた2人の1年生も参加してくださいました!
まずプランターに土を入れることから始め、現代生活学科の研究室のある第3館前のプロムナードでカントウタンポポの種子を蒔きました。
(全体の作業時間は意外にも短く30分ほどでした)
この間、土壌生物にも会いましたが、久しぶりの土いじりということもあり、学生の皆さん、意外に楽しそうでした!
その後、有志の教職員、助手さん、学生の皆さんで、特に当番を設けずに水やりしています。
そして1ヶ月後、芽が出始めました!
また、心の温かい事務職員の方が、素敵な紹介板を作ってくださいました!
現在では葉はかなり成長していますが、開花時期後ということもあり、判断が難しい所です。
ところで「葉はなぜ緑色なのでしょう?」
このような高校まででは教わらないことも環境科学概論で勉強しますよ!
プランターによって芽が出たものと出ないものがあり、腐葉土の混合など課題はありますが、試行錯誤を楽しみながら、学生の皆さんとともに育てていきます。
オープンキャンパスなどで日野キャンパスにご来校の際には、3館前のプロムナードにお立ち寄りいただき、ぜひカントウタンポポの「葉」をご覧ください!
来春にはカントウタンポポの花が咲くことを願いつつ、カントウタンポポのプロジェクトに参加して下さる学生さんのご入学をお待ちしております!
(バイオマスのプロジェクトなど、学術色の濃いプロジェクトもございます)