2019年3月(その1)
現代生活学科にて、SBエナジー株式会社(ソフトバンクグループの自然エネルギー事業の企業)による特別講演を行いました Part 1
現代生活学科は、環境?エネルギー、地域自立、メディアを柱としていますが、エネルギー(電気)はメディアに不可欠なように、各領域は相互に関係しています。
通信事業など多方面に展開しているソフトバンクグループは、東日本震災後、孫会長 兼 社長を筆頭に再生可能エネルギー(自然エネルギー)にとても力を入れられていることをご存じでしょうか?
ソフトバンクグループの中でも、自然エネルギーの普及拡大の事業を行っている
「SBエナジー株式会社」の電力事業本部地域貢献推進部の阿部様に1月にご講演いただきました。
(1年生「現代社会を読み解くd(科学技術と社会)」:菅野教授担当)
ご講演では、「なぜ、ソフトバンクグループが電力?」から始まり、
SBエナジーによる全国各地の自然エネルギーの発電所の詳細や、地域貢献活動についてもお話してくださいました。
化石燃料使用による地球温暖化や、原子力発電による放射性廃棄物の問題が明らかに存在する現状では、
地域活性化やメディア事業の発展のためにも、再エネの促進は欠かせないことです。
阿部様には、現代生活学科の「地域エネルギー論」にも関係する内容までご講演いただきました。
再エネ設備の設置で大切なことは、地域の皆様の安心と信頼、再エネの理解や地域活性化への貢献、とのことです。
再エネ発電所を設置している地域の小学校での環境教育はすでに延べ2,300人以上のお子様に実施されたそうです。
将来を担う子供たちに再エネの教育を行われている貢献事業は素晴らしいですね。
聴講した学生にも心に残る講演になったようです。
ご講演の後、席が近くの学生同士で講演内容を振り返り、グループの代表者による質問を行いました。
その様子や、履修学生からの感想は続編にて。
阿部様にはお仕事でお忙しい中、高度な内容にも関わらず学生に分かりやすくご講演を行っていただき、深く感謝申し上げます。
現代生活学科の環境?エネルギー領域では、今後も学外の方々の講演や、実社会の様々な事例を通して、学生の理解を深める教育を進めます。