2018年2月(その1)
現代生活学科「プロジェクト演習a(環境?エネルギー)」紹介
その1「グリーンキャンパスプロジェクト」
現代生活学科の2年生後期設置の「プロジェクト演習a」は、
環境、自立、メディアの各領域の教員が担当しており、学生は志望に応じていずれかの科目を履修し、各領域のプロジェクト型学習により実践的に学ぶことができます。
その中でも「プロジェクト演習a(環境?エネルギー)」(菅野 元行 准教授担当)の内容の一部を紹介します。
まず2年生(2017年度)の鈴木千尋さんのプレゼンテーションを紹介します。
鈴木さんは「グリーンキャンパス」についてプロジェクトを策定しました。
その一部を紹介します。
まず、日野キャンパスの校舎の屋上にソーラーパネルを敷き詰めた場合の太陽光発電量を試算しました。
発電量の試算は、Webで公開されている「東京ソーラー屋根台帳」を使用させていただきました。
校舎の屋根だけでも、日野キャンパスの消費電力量の半分以上をまかなうことができる試算結果となりました。
日野キャンパスの消費電力量を100%自然エネルギーでまかなうにはどのような方策があるか検討しました。
鈴木さんは、千葉商科大学の100%自然エネルギーキャンパスに関する講演も聴講しに行ったり、
他大学のエコキャンパス活動について詳細に調査してプロジェクトをまとめ上げました。
まず提案事例の一つとして、校舎壁面にソーラーパネルを設置することを考えました。
(菅野准教授:南側の壁面なら太陽光発電量が高く、景観も損ないませんね。)
さらに校地の有効利用についても検討しています。
二つ目の提案事例です。
まさに女性の視点だからこそ提案できた内容です。
このように綺麗に足元を照らす照明が自然エネルギーでまかなえたら素敵ですね!
12月に日野キャンパスでもイルミネーションが飾られていますが、学外からも見える場所に設置して、しかもそれが自然エネルギーでまかなえていることがアピールできると効果が大きいと思います!
「エコでおしゃれ」なキャンパスを目指したいものです!
その他にも他大学のエコキャンパスプロジェクトの事例の調査から、鈴木さんは様々な提案を策定しました。
皆さんも、日野キャンパスをエコ&グリーンキャンパスにしてみませんか?