2016年5月(その1)
現代生活学科1年生「環境科学概論」にて「エコのおねえさんのエコ授業」!
現代生活学科に入学してすぐ、1年前期には必修科目が4科目ありますが、その一つが「環境科学概論」(担当:菅野准教授)という科目です。
この科目では、高校まで理科が苦手な学生にも理解できるように、やさしく分かりやすい授業をしています。
今年度の環境科学概論では、授業が軌道に乗り始めた5月初頭に学外の方に講演をお願いしました。
環境に関心のない学生にも関心のある学生にも「環境領域」に興味が持てるように、
所沢市のマチエコ大使、Green Artist JAPANにも参加、さらに、みんな電力(株)のCSR活動の「ジョシエネLABO」も立ち上げられた、環境ナビゲーターの上田マリノ様に「エコのおねえさんのエコ授業」を行っていただきました。
上田様は美術大学をご卒業されていますが、その際に大学で使用後の課題でゴミ箱が一杯になっているのを見て、エコを志したそうです。
その後、イベント活動などを通して、誰でも取り組みやすいエコについて広げられたのみならず、
環境新聞へのご執筆など専門的な活動も多く行っておられます。
さて、授業では、上田様から「みんなのエコのイメージ」という命題が出されました。
学生諸君も色々と考えて、ハート型の付せんに書き始めています。(この付せんは上田様が探してくださいました)
書き終えた付せんを分野ごとに教室のホワイトボードに貼っていきます。
今年の1年生は64名いますので、貼るだけでも時間が掛かります。
(後日、模造紙に貼り替えて3館1階の菅野研究室に貼りだしました)
上の写真では分かりにくいため、一部拡大したものを以下に示します。
エコバッグ、ゴミの分別、節電関連の回答が多く、節水、リサイクル、緑化、マイ水筒、自然エネルギー、バイオマスエネルギー、3R、グリーンカーテンというような進んだ回答まで見られました。
(1年生でも、みんないろいろとよく知っています!)
この環境科学概論という科目では、温暖化の本当の仕組み(なぜ二酸化炭素で暖かくなるのか)、紫外線とオゾンの深~い関係(持ちつ持たれつ)、光の種類がどのように分けられるか(晴れた空はなぜ青い?)、など、環境?エネルギー科学はもちろん、当学科の他の柱であるメディアや自立領域にも深く関わる事項を取り上げて、環境科学の基礎を勉強します。
この科目の様子は、「実践だより」最新号でもご覧いただけます。
オープンキャンパスなどで日野キャンパスにご来校の際には、3館1階にお立ち寄りいただき、ぜひ現代生活学科1年生みんなの「エコのイメージ」をご覧ください!