健康運動実践指導者
食生活科学科助手M.S
今回は「健康運動実践指導者」という資格についてご紹介します。
健康運動実践指導者とは、健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に実践指導できる者に認められる資格です。
実際に、健康運動実践指導者の資格を持っている人はフィットネスクラブや病院等で活躍しています。
健康運動実践指導者の養成校は主にスポーツを専門にした学校が多いため、本学は、食や栄養について学びながら健康運動実践指導者の資格を取得できる数少ない学校の一つです。
資格必修科目を受講できるのは、食物科学専攻と健康栄養専攻の2専攻となっています。資格必修科目を全て受講し、認定試験に合格することで健康運動実践指導者の資格を得ることができます。
栄養?食事だけではなく、運動でも人々の健康をサポートしたいと考えている方は是非この資格を取得してみてはいかがでしょうか。
では、講義や実習など、授業の様子を少しご紹介します。
「スポーツと健康科学」では骨格筋など身体の仕組みを学びます。
自身の体組成を計測することで、自分の健康づくりも意識できるようになるのではないでしょうか。
また、テーピング実習では、ケガをした際や予防のためのテーピングテープの巻き方を学びます。
先生のお手本では簡単そうに見えても実際やってみると“しわ”ができたり、緩くなったりしてしまい
苦戦していました。しかし、最後にはキレイにテープを巻けるようになっていました!
実技試験直前の11月には、授業とは別に試験に向けた対策講座を行います。
この対策講座では、実技試験の課題であるレジスタンス運動とエアロビックダンスを繰り返し練習します。自身が指導者となり、対象者に運動を教えるので、どのように声をかければ良いかなど学生同士でたくさん話し合っていました。今回は昨年合格した先輩方が来てくれたので、試験前で不安な気持ちになっていた学生に、合格に向けて様々なアドバイスやエールを送ってもらいました!
本番を想定した模擬試験も行い、先生方からアドバイスをいただきます。
緊張感のある場を一度経験しておくことで、試験本番は落ち着いて臨むことができたのではないでしょうか。
また、細かい動作の修正などを先生方に積極的に質問や相談をしていました。
12~2月には筆記試験があります。
試験に向けてしっかり勉強し、合格を目指しましょう!!!