オープンキャンパス(9月17日)
食生活科学科助手H.S
長く続いた暑さが終わり、ようやく秋らしさを感じられるようになりました。
少し寒さを感じる時も出てきましたが、みなさま体調にお変わりはないでしょうか?
今回は、9/17(日)に開催されたオープンキャンパスについてご紹介します。
こちらは、学び紹介の様子です。
学び紹介では、管理栄養士専攻、食物科学専攻、健康栄養専攻の3専攻それぞれの特徴を聞くことができます。
今回は総合型選抜Ⅰ期の出願書類が提出期限間近だったこともあり、エントリーシートや課題の書き方のポイントについても紹介されました。
高校生の皆さんは今後の入試に向けて熱心にメモを取っている様子でした!
今回のオープンキャンパスが少しでも入試に活かされることを願っています!
次は、展示コーナーです。
展示コーナーには、教員の紹介パネルや授業風景の写真の他に、各研究室で使用している実験機器や
参考資料、製作物等が展示されています。
各研究室の展示コーナーは、各回のオープンキャンパスにつき2つの研究室の展示物が順番に公開されているため、複数回参加された方も見飽きない内容となっています!
ちなみに今回は、食品栄養学研究室と調理学第三研究室による展示でした。
食品栄養学研究室では、授業等で使用されている食育教材が展示されていました。
子供たちの興味を引くよう、カラフルなイラストが豊富に使用されているのがお分かりいただけますでしょうか?
食べ物のイラストは色紙で作った様々なパーツが貼り合わされており、大人が近くで見ても楽しめる教材でした。
幼少期からの食育は、心身ともに健康的な暮らしができる、食事マナーや社会性?協調性が身につく、学力?体力の向上、栄養バランスのとり方が学べる…といった多数のメリットがあります。
子供たちだけではなく大人の方まで、対象者に応じた適切な食育を行うための研究が幅広く行われています。
また、調理学第三研究室では、卒論研究等で使用されている「テクスチャー試験器」や「粘度計」などの測定機器が紹介されていました。
これらの機器を使用することで、調理方法のちょっとした違いが食べ物の食感にどのように影響しているかなどを、人が判別しきれないレベルまで数値で表すことができます。
世の中にはこのような研究を経てこだわり抜かれた食べ物が溢れていると思うと、食べ物に関連した研究についてもっと深く知りたくなりますよね!
食は非常に身近なものですが、人が一生の食生活を送るために、私たちの身近でないところでは多様で無数の研究がおこなわれています。
その一部を間近で見られるチャンスがあるのが、この展示コーナーです。
オープンキャンパスに参加された際には、常時開催されている展示コーナーにもぜひ足を運んでみてくださいね!
次回のオープンキャンパスは、今年度最後となる2024年3月27日の開催です!
詳細は、実践女子大学HP内のオープンキャンパスページをご覧ください。
3月も多くの皆様にお会いできることを楽しみにしております!