調理学第二研究室
食生活科学科教員S.S
例年より一足早く桜の花もほころび、いよいよ新年度を迎えます。
今回のブログは、昨年度からスタートした産学連携活動として、調理学第2研究室のゼミ生の活動をご紹介いたします。
昨年度から栃木県の有機農作物生産している皆さん《グループみんなの未来》から送っていただいた新鮮な有機農作物を食材として、料理レシピの開発をスタートしました。
その活動の中で、昨年8月に有機農作物の圃場(生産地)において収穫体験や有機野菜を使った料理講座等を実践してきました。
《グループみんなの未来》圃場は、日ごろ見慣れている風景とは別世界であり、虫食いにも負けず、たくましく一生懸命成長している有機野菜の様子をみることができました。
収穫した胡瓜をその場で味見をさせて頂きました。ポリっと音がしたとたん、みんな満面の笑みとなり、新鮮な胡瓜の食味を堪能しました。
今回の連携活動は、有機農業について、生産者の立場からの講義、そして収穫した有機野菜の調理体験など一泊二日ぎっしりの内容でした。
調理体験では「夏野菜料理」を実習しました。地粉を使って、足踏みでうどん生地をこねたり、胡瓜を使ってガスパチョ風つゆなど、夏にはぴったりのレシピでした。
《夏野菜料理》
地粉の手打ちうどん(①オカワカメのつゆ、②ガスパチョ風つゆ)
そうめんかぼちゃのナムル、かぼちゃのプリン、エゴマ葉の醤油漬け
炭酸饅頭(栃木県那須地方の郷土料理)
コロナ感染症対策の中での活動でしたが、自然の中での貴重な《グループみんなの未来》のみなさんとの活動でした。
新年度も引き続き、有機農作物を手軽に活用できるレシピ開発を進めていきます。
皆さんもSDGs「12.つくる責任, つかう責任」を目標に向かって、自分自身で出来る事を見つけて、一歩一歩前進していきましょう!
編集後記
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