ゼミ紹介 栄養生化学研究室
食生活科学科教員A.N
栄養生化学研究室は生化学?分子生物学?細胞生物学の手法を用いて食品に含まれる機能性成分が身体に与える影響を分子レベルで研究しています。
卒論研究では世界ではおそらく誰も行っていない自分の興味ある研究テーマに積極的に取り組んでいます。だから、先生もどのような結果になるかは全くわかりません。しかし、卒論では結果がどうであれ研究プロセスを大切に先生と一緒に考えて研究を進めます。面白い結果が出れば、4年生も積極的に学会発表を行います。コロナ禍でここ2年は参加できておりませんが、国際学会にも積極的に参加しております。また、結果がまとまれば論文を書き、国際学会誌に投稿しています。
大学院へ進学する学生も多く、直近4年間では、実践女子大学の大学院はもちろん、東北大学、東京大学、東京医科歯科大学、群馬大学、同志社大学へ卒論生の多くが進学しています。
また、今年で3回目となりますが、毎年、群馬県高崎市にあります高崎健康福祉大学の臨床栄養学教室との合同ゼミナールをゼミ旅行も兼ねて行っています。同時開催の分子栄養セミナーは研究発表会や交流会を通じて、多くの学生や病院や他大学の先生との仲間作りにも一役かっています。今年は日赤病院から管理栄養士の先生から実務的な身近なお仕事の話や群馬大学の総合外科の大学院博士課程に進学した先輩の難しい「がんの最先端研究」の話しもありました。
さらに、このゼミ旅行では群馬県内の食品メーカーの工場見学にも参加しています。卒論でも遺伝子解析、ウイルスによる遺伝子操作、ヒトの細胞培養、抗体の作成、動物実験、生化学的解析など多くの手法が取得できます。研究はとても大変ですが、ゼミ生は楽しみながら実験をすることをモットーに日々頑張っています。是非、入学したら栄養生化学ゼミを訪ねてください。