基礎栄養学実習
食生活科学科助手A.M
早いもので2022年の折り返し地点が近づいてきました。
時間が過ぎるのはあっという間ですね。
今回は、管理栄養士専攻2年生の必修科目である「基礎栄養学実習」についてご紹介します。
この実習では、試験管を使用して栄養素の消化や分析?定量などの実験を通して、
栄養素の機能や消化?吸収?利用に関しての理解を深めることを目的としています。
実験は、"このような結果が出るはずだ" と「仮説」を立ててから始めます。
そして、実際に実験してみると???
仮説通りの結果が得られたグループもあれば、得られなかったグループもあります。
なぜ得られなかったのでしょうか?
実験をする上で試薬を多く入れ過ぎてしまったかもしれません。試薬が足りなかったかもしれません。
また、そもそも立てた仮説が間違っていたかもしれません。
実験結果によって、たくさん考えることができますね。これが「考察」です。
それでは次に、実験で使用する機器を二つ紹介します。
一つ目は、恒温槽です。
この機器は、試験管に入れた試薬を温める際に使用します。
この温める工程を、インキュベーションといいます。
二つ目は、吸光光度計です。
この機器は、試料の吸光度を測定する際に使用します。
吸光度とは、特定の光を試料に当て、その試料が吸収した光の量のことをいいます。
この原理を利用して、調べたい成分が試料中にどのくらい含まれているかがわかります。
これらの機器を使用して、脂質の消化やタンパク質の消化について実験を行います。
「難しそう…」と感じましたか?
ご安心ください! 先生方が一つ一つ丁寧に説明します!
これからの実験も安全に配慮し、楽しみながら学んでもらえたらと思います。
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