基礎調理2
食生活科学科助手N.S
5月になり、新緑が美しい季節になりましたね。
4月に入学した1年生のみなさんも大学生活に慣れてきた頃でしょうか。
今回は、管理栄養士専攻2年生の必修科目である「基礎調理2」をご紹介いたします。
基礎調理2は、1年次の基礎調理1で修得した調理に関する基本的な知識や技術の向上を目指すとともに、
おいしさを追求した調理の実践力を養います。
西洋料理?中国料理?日本料理それぞれの実習があり、
幅広い調理方法を学ぶことができます。
授業では、最初に先生によるデモンストレーションが行われ、
受講学生はそれぞれの料理のポイントをメモし、その後の実習に挑みます。
今回は中国料理で、献立は次の通りです。
*冷拌海蜇皮 くらげの和えもの
*回鍋肉片 豚肉とキャベツの味噌炒め
*玉米湯 コーンと卵のスープ
*杏仁豆腐
*ジャスミン茶
くらげは、こりっとした特有の弾力のある歯ごたえになるように、
お湯につけすぎないのがポイントです!
回鍋肉片の回鍋とは、一度煮たものを再び鍋にいれて炒めることをいいます。
また、短時間で均等に火が通るように食材の大きさや形をそろえて切る、油は少ないと焦げやすいため材料の5~10%が適当などと炒めるときのポイントも学ぶことができます。
杏仁豆腐は、杏仁(杏の種の仁を干したもの)をすり潰して使うのが本来の作り方ですが、
今回は牛乳寒にアーモンドエッセンスを加えて作りました。
受講した学生のみなさんは、自分たちで作った料理を美味しそうに食べていました。
「くらげのコリコリした食感と酸味のタレが新鮮だった」
「ピーマンやキャベツの色を残したまま、艶やかに炒めることができた」など、
感想や報告を聞くことができました。
本実習では足球现场直播,大发体育在线感染症対策として一クラスを半分に分け、
実習時間を前半と後半の交代制とすることで密を避ける工夫をしています。
前半に実習を行ったクラスは、後半には実習室から教室へ移動し食材研究等の課題に取り組みます。
一班当たりの人数が少なく、実習が進むにつれ調理工程も複雑になり作業が増えていきますが、
班のメンバーと協力して安全に、そして楽しく進めていってほしいと思います。