基礎調理2
食生活科学科助手N.O
今回は食物科学専攻2年生が後期に行う「基礎調理2」についてご紹介します。
基礎調理2は、前期の基礎調理1で学んだ基本的な技術をさらに定着させ、美味しさの追求をした調理の実践力を養うことを目的とした授業です。
少人数クラスに分かれて全7回の授業を行い、日本料理や中国料理、西洋料理を学びます。
今年度最後の実習ではお正月料理を作りました。
○メニュー
?お雑煮
?筑前煮
?栗金団
?柿なます
?伊達巻
?金柑の甘露煮
(黒豆?蒲鉾?数の子?田作り)
実習が始まると調理室内に日本料理ならではの出汁の良い香りが漂います。
履修学生からは、「栗金団に使うお砂糖の量が多くて驚いた。」「伊達巻を自分で作ったのは初めてだった。」などの声がありました。
親しみのあるお正月料理も、実際に作ってみると新たな発見があるようです。
またこの実習では関東風のお雑煮を作るため、実家とお雑煮の内容が違ったという学生も多く、地域性?文化の違いを感じていました。
食物科学専攻では、3年次以降に中国料理?日本料理?西洋料理の3つから選択し、プロの外部講師の先生から専門的に学ぶことができます。
基礎調理で学んだことを活かし、授業はもちろん、家庭でも積極的に調理に取り組めると良いですね!