食品衛生学実験 その2
食品衛生学実験 その2
食生活科学科助手A.S
気が付けば、今年も残り3か月。本当に早いですね。
「食品衛生学実験」の授業の一部をご紹介します。
今回のテーマは「油脂」です。
この授業では市販されているポテトチップスを使用します。
油脂の酸敗は、主に酸素と光の影響を受けると考えられています。
本当にそうなのか、授業では実際に実験をして確かめます。
事前準備として、ポテトチップスを日向で約1か月間放置します。
右側が日向で約1か月間放置したもの
左側が開封直後のもの
色が違うのはお分かりいただけると思いますが、実際には香りも異なります。
枯れ草や、塗料のような油臭い不快な臭いになります。
薬品を使用して、このポテトチップスから油だけを取り出します。
実験をしながら、ポテトチップスが食べたくなってしまった学生もいれば、
使用されている油の量に驚き、しばらく食べるのを控えようという学生もいました。
日向で放置したものと開封直後のものとでは、どのような違いがあるのでしょうか?
どんな結果になるかは、実際の授業で確かめてください。
ポテトチップスに限らず、食品の安全を守る為に
どのような工夫がされているのか実験を通して学ぶことができます。
ポテトチップスの袋には、大きな秘密があることも実験を通して学修します。
お楽しみに!