10月27日(日)オープンキャンパス
10月27日(日)
2019年最後のオープンキャンパス
10月27日(日)、本学渋谷キャンパスにてオープンキャンパスを開催いたしました。
模擬授業では、本学科 准教授の深瀬有希子が、『アメリカ人児童文学作家—Dr. Seussの世界』をテーマに授業を行いました。
授業の前半では、Dr. Seuss(1904-1991)の児童書How the Grinch Stole Christmas! (1957)を教材として使用し、来場者の皆さんに簡単なワークをしてもらいながら、どのようにして英語を学ぶのかについて、具体的な学習方法を学んでいきました。
Dr. Seussのこの児童書は、昨年、ディズニー映画『グリンチ』として映画化もされ、世界で広く知られている作品です。多くの人に愛される作品を残したDr. Seussですが、その一方で、日本による真珠湾攻撃後には、アメリカに暮らす日系アメリカ人を「裏切り者」として揶揄したイラストも残しています。この事実から、授業の後半では、「大学で英語を学ぶということ」は、「自分の見方が180度変わるかもしれないショックを敢えてするため」なのではないかと考察しました。短い時間ではありましたが、大学で英語を学ぶ意義について考えるきっかけとなったのではないでしょうか。
また当日は、学科ガイダンスや学科相談にも多くの高校生と保護者の方々にお越しいただきました。今回は、本格的な入試シーズンに入る前の最後のオープンキャンパスということもあり、入試についてのご質問が特に多く寄せられていました。
その他、カリキュラムや留学制度、学科の雰囲気など、本学科の特色について少しでも知っていただけていれば、学科スタッフ一同、大変うれしく思います。
次回のオープンキャンパスは、少し先の来年3月22日(日)です。
インフルエンザも流行の兆しをみせています。受験生の皆様にとっては大切な時期となります。体調管理には十分に注意してお過ごしください。
それではまた来年、渋谷キャンパスでお会いしましょう。
記?青野文香(英文学科 助手)