図書館員の横顔
【日野】田口 靖子
皆さん、こんにちは。
4月から実践女子大学日野キャンパスで働いている田口靖子と申します。
大学図書館の勤務は二度目になります。
前回はOPACやインターネットが始まったばかりの頃でしたので、PCラウンジでパソコンを使いこなすみなさんの姿に大学図書館の発展を感じて嬉しく思っています。
実践女子大学の図書館は美しい、とてもいい図書館ですね。
実はずっと前に一度、利用者としてお世話になったことがあります。ここにしか所蔵のない紀要を複写するために訪れたのです。その時は時間に追われてすぐに帰ってしまい、たいへん勿体ないことをしたと思います。もし館内を一巡していたら、「まいまいず井戸」のように源泉へと降りていくすり鉢状の地階や、おごそかに書架が並ぶ1階の雰囲気に感動を覚えたことでしょう。
この図書館には長い年月をかけてつくりこまれた豊かな時間の流れがあります。
ぜひゆっくりと書架の間を散策して、気になる本があったら手にとってみてください。
全部読まなくても大切なことは伝わってくる、選び抜かれた図書館の本は不思議な力を持っています。
こちらに来て早いものでもう3か月が過ぎ、みなさんと過ごすうち、「頑張ってください」という言葉が心に浮かぶようになりました。少しでもみなさんの役に立てるよう、図書館のために努力していきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。