短大図書館学課程の授業紹介-2「図書館概論」
短期大学部には、図書館で働く「司書」の資格が取得できる「図書館学課程」が設置されています。学科の科目に加えて図書館学課程の科目を履修すると、短大卒業時に「司書」の国家資格が得られます。
図書館学課程の科目から、「図書館概論」(1年生?前期必修)を紹介します。この科目は、図書館学課程のすべての科目の入り口に当たるものです。これから図書館について学んでいくための基礎的知識と基本的用語を学習します。授業では、さまざまな種類の図書館、図書館の社会的な意義と機能、図書館の歴史、図書館関連法規、図書館職員等について取り上げます。
2022年7月に、公共図書館で勤務されてきた司書の方から、図書館の仕事について話を伺う特別授業を行いました。ゲストスピーカーとしてお招きした方は、子ども向けのサービスに長く携わった経験をお持ちでした。そのため特別授業では、図書館での仕事の様子をお話いただくだけでなく、絵本の読み聞かせやストーリーテリング(素話)といった、子どもと本をつなぐ手法を実演されました。
授業後、学生たちからは「読み聞かせを久しぶりに聞いて、とても懐かしい気持ちになれました」「図書館で働いているリアルなお話を聞くことが出来て、とても有意義な時間でした」といった感想が寄せられました。