阿佐美ゼミ 微笑みの国から「サワディカー(こんにちは)」—マイペンライ(大丈夫、気にしないで)のお国柄—
—マイペンライ(大丈夫、気にしないで)のお国柄— by 異文化コミュニケーションゼミ(中條グループ)
ゼミゲストのジリヤシン?ジャリア—さん(ニックネームはプレングさん)は、政策研究大学院大学博士課程で経済政策を研究されていて、東南アジアを牽引するタイ王国の金融の未来を担う方です。
今回はバンコクのご自宅からゼミにご登場くださいました。
私たちのゼミでは9月にバンコクを訪れ、キング?モンクット?ラカバン工科大学の皆さんと文化交流し、ホームステイを体験させていただくという素晴らしいプログラムを目前に、プレングさんからタイの文化について学ぶことをとても楽しみにしていました。今回は9月に初めて行くタイについて実際にタイ人のプレングさんにお話を聞くことができ、調べただけではでてこないタイのことを細かく知ることができました。特に国旗のそれぞれの色の意味のところでは、ネットには青は象を意味しているとかかれていましたが、本当は王様を意味していることをプレングさんのおかげで知ることができました。自分なりにもタイについて調べ、タイ研修に向けて準備していきたいです。(中島)
プレングさんから、実践を交えながら挨拶の仕方を教えていただきました。
タイでの挨拶と言えば「サワディカー」ですが、友人などには両手を顎の高さ、先生などには鼻の高さ、僧侶などに対しては額の高さで合わせて挨拶をすることを初めて知りました。また、地域ごとに国境を接する周りの国々から刺激を受けた料理があるというお話が興味深かったです。タイ料理と一括りにはできない奥深さを知りました。ソムタムやサトーと呼ばれる料理は食べたことが無いのでぜひ食べてみたいと思いました。(増元)
私たちがタイ研修で絶対使うタイ語やタイの現地情報などを、プレングさんが教えてくださいました。その中でもタイの温度差に驚きました。冬は15度に対して夏は40度まで上がることが日本とは違って正に熱帯性気候の国だということを知りました。またタイは日本と同じ雨季がありますが、雨の降り方が日本とは違い、短時間のスコールが多いそうで、同じアジアの仲間であるタイと日本の類似点?相違点を伺い、とても楽しかったです。(伊藤)
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今回プレングさんにお話しいただいた内容は、タイ研修の事前学習となりました。
タイでは性別で挨拶の言葉が異なる、挨拶の際に一緒に行う合掌(ワイ)も相手によってその高さが変わるなど、自らの立場と相手との間に、わかりやすい区別があります。お辞儀の角度を状況に応じて深くする、男女で言葉遣いに違いが表れる点は、少し日本語と似ています。9月にはバンコクで多くの出会いが待っているので、今回ご指導いただいたサワディーとワイで現地の方々にたくさんご挨拶していきます。タイの皆さん、待っていてください(中條)。