竹内ゼミ 「学生のお風呂に関する調査【2022 年版】」の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「学生のお風呂に関する調査【2022 年版】」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 17 期生 八巻陽菜
お風呂は、毎日必ず入る人やシャワーだけで済ます人などそれぞれのこだわりがあると思います。私は、リラックスのために忙しくても必ず入るので同年代の人たちがお風呂に対してどんなこだわりがあるのか気になりました。
そこで今回は、株式会社 TesTee(テスティー:https://www.testee.co)が運営している「TesTee Lab」が発表した「学生のお風呂に関する調査」(出典は下記の参考文献を参照)を紹介します。この調査は 2022 年 7 月 26 日から 7 月 31 日まで 15 歳から 24 歳の高校生と大学生の男女 1,631 名を対象に調査を行なわれています。今回は掲載されている調査結果のうち、特に気になりました結果を調査結果のページの引用を踏まえ、紹介します。
まず、「湯船につかる頻度」を聞いたところ、夏も冬も湯船につかる割合が最も高いのは男子高校生、湯船につかる割合が低いのは夏の女子大学生だと分かりました。また、高校生?大学、性別でも夏よりも冬の方が「湯船に毎日つかる」と回答した人が多く、冬は体を温めるためにも毎日つかる人が多いと考えられます。
次に、湯船につかると回答した人を対象にその目的を聞いたところ、男子高校生の第1位は「習慣」となり、女子高校生?大学生男女の第 1 位は「疲労回復」となりました。またすべての高校生?大学生および性別で「リラックス」「疲労回復」が 3 位以内になりました。お風呂につかることは、リラックスや疲労回復に繋がっていると分かります。
入浴剤?アロマオイルの使用率について調査したところ高校生で「毎日使用する」と回答した人は 19.0%、「たまに使用する」と回答した人は 48.5%、大学生で「毎日使用する」と回答した人は 20.9%、「たまに使用する」と回答した人は 50.0% でした。大学生の方が、使用率がやや高いと分かりました。
若い年代は、忙しいためゆっくりとお風呂につかる人は少ないというイメージでしたが、バスタイムを楽しんでいる人は多くいることが分かりました。忙しいからこそゆったりと疲れをいやすことのできるお風呂は重要なのかもしれません。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:株式会社TesTee(2022)
学生のお風呂に関する調査【2022年版】、
https://lab.testee.co/bath-report2022
(最終確認日:2022/12/03)。