阿佐美ゼミ「天空の都市マチュピチュ」だけではないペルーの魅力を知ろう!
「天空の都市マチュピチュ」だけではないペルーの魅力を知ろう!
by 異文化コミュニケーションゼミ(金子グループ)
今回は、スペイン語講師のかたわら数々の文化親善交流を推進し、母国ペルーと日本の懸け橋として活躍を続けていらっしゃる村内カリンさんをお迎えしました。ペルーの文化を教えていただきましたが、カリンさんは「世界一貧しい大統領」として知られたウルグアイのホセ?ムヒカ元大統領への敬愛についても熱く語ってくださいました。
私は今回の授業を通して、ペルーの素晴らしいところをたくさん知ることができました。私がカリンさんのお話で特に印象に残ったのは、ペルーでは家族を本当に大切にするということです。最後に全員で写真を撮った際に、カリンさんがお母さんに見せると嬉しそうにされていたのを見て、私もとても嬉しい気持ちになりました。さらに、ペルーの美味しいお菓子を私達全員分用意してくださり、本当に有難く、よりペルーのことを知ることもできました。私は実際にナスカの地上絵やマチュピチュを見てみたいと感じていたので、コロナが終息した際には、ペルーに絶対に旅行に行きたいと思います。今回は貴重なお話をありがとうございました。(金子)
カリンさんのお話の中で、特に印象に残ったことは、「ペルーの家族」についてです。例えば、ペルーの学校は授業を受けるのは午前か午後のみで、それ以外の時間は家の手伝いをします。また、毎週休日には必ず、家族や祖父母、いとこが集まってパーティーをします。パーティーでは、料理を食べたりお話をしたりしてストレス発散をするそうです。このように、ペルーでは家族と話すことを大事にしており、ペルーだけでなく南米の地域では、何よりも家族を優先して、大切にしていることを知りました。家族のこと以外にも多くの興味深いお話を聞くことができ、カリンさんのお話でより楽しくペルーについて学べました。ムーチョス?グラーシャス!(大高)
海岸地方にある首都リマご出身のカリンさんですが、リマは一年中15度あたりの気温を保っており、春のような過ごしやすい気候をしているそうで、季節の中で春が一番好きな私にとって羨ましい限りでした。お話の中で最も記憶に残ったこととして、ペルーの家族とのつながりの強さが挙げられます。そこには国の教育方法も関わっており、必ずしも丸一日学校に拘束される仕組みでないため、子供たちは学校に行く前や帰ってきた後に家族のお手伝いをするのが一般的だそうです。日本では男女関係なく、大人になれば早く自立しないといけないという暗黙の了解のようなものがありますが、ペルーの人々は何かあればまず家族に相談したりと、いつまでも親子の関係が近い事が両国間の大きな異文化であるなとお話を通して気づく事ができました。手作りのお菓子や紅茶も頂けてペルーを身近に感じる事ができ、とても楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました!(柳井田)