角本ゼミ 株式会社東京サマーランドとの産学連携発表会を実施しました
株式会社東京サマーランドとの産学連携発表会を実施しました
現代社会学科の角本ゼミと株式会社東京サマーランドは、2018年から継続して産学連携事業として共同研究を実施してきました。2020年度はコロナ禍の影響で、連携活動が中断してしまいましたが、2021年度に再開しました。
7月に東京サマーランドから「付加価値サービスに関する考察と提案」という研究テーマの提示があり、学生たちは夏休みを活用し、東京サマーランドや各地のテーマパークの調査を実施しました。
中間発表会
夏休み明けの10月、まずは中間発表として、東京サマーランドの社員の方々に向けて調査結果を踏まえた提案を発表しました。
学生たちは実際に東京サマーランドを訪れた感想や、他のテーマパークとの比較を交えてグループごとによかった点や改善点を提示しました。
発表後には、東京サマーランドの社員の方から、より実現可能性を高めるための企業視点でのコメントやフィードバック、最終発表に向けてより詳細に検証するべきポイントなどのアドバイスをいただきました。
最終発表会
そして、11月2日に最終発表を実施。
各グループで、中間発表時にいただいたアドバイスを含め、グループごとに成果を発表しました。
具体的には、SNSを活用した営業情報の発信や来場者参加型のアトラクション人気投票の実施、飲食店舗の販売促進、環境に配慮したマイボトル割引の提案、施設内BGMの改善、スリルマウンテン(遊園地)の活性化など、お客様や東京サマーランドだけではなく、レジャー関連事業者やSDGsへの取り組みなど、グループごとに様々な視点によるものでした。
2回の発表を通じて、東京サマーランドの方からも「顧客視点ということはもちろん、学生ならではの視点を活かした新たな提案が多かった。今後、これらの提案について実現可能性を探るとともに、新たなサービスとしての実施を検討していきたい。」と講評をいただきました。
学生たちにとっても、企業の方とお会いし、直接提案することができる貴重な機会となりました。