給食マネジメント実習とは?
食生活科学科教員H.Y
管理栄養士専攻2年次の必修科目に、「給食マネジメント実習」があります。
グループごとに給食の献立作成を行い、100食分の調理提供を通して大量給食調理の知識と技術、管理栄養士の給食管理業務を学ぶものです。
実習日に合わせ、学内の教職員や学生のみなさんに食券を販売しています。
そう、さながら社員食堂や学生食堂のようですね。
献立作成は、栄養価はもちろん、喫食者が「食べたい!」と思うような魅力的な料理の組み合わせを考えるほかに、価格や、調理作業や衛生面など、配慮する事柄はとても多くあります。
献立を料理として作り上げることはとても大変ですが、自分たちの考案した食事を食べていただき、「おいしかった」、「また食べたい」と声をかけられたときは、それまでの苦労も忘れてしまうくらい喜びと達成感が味わる、と学生は言います。
また、先輩となった学生さんが「実習が懐かしい!」といって食べに来てくれるのもうれしいものです。
実習では、献立作成や調理、衛生など様々な科目で学んだ知識を生かすとともに、グループで作り上げていくというチームワークスキルも身につきます。
そのため、この実習が終わるころには、学生は、一回りも二回りも成長します。その姿は、とても素晴らしいものです。