仏教美術史ゼミ(武笠 朗先生)
学生によるゼミ紹介
仏教美術史ゼミでは、主に仏教に関するものを題材とした立体彫刻(仏像)や絵画(仏画)をテーマとしています。1年~3年の間に時代の様式と特長、尊像の名称等の基礎や、時代背景を含めた作品の着眼点を学びます。そこで学んだことの集大成が4年次のゼミです。具体的な内容を挙げると、一つの像と向き合いながら姿?形を考案し、他の像との比較等を行います。その中でさまざまな切り口が見つかり、自分の考えを立証するために論述していきます。その際に、仏像に魅力された人がたくさんいて、意見交換するとさまざまな新しい発見があり、とても楽しいです。
教員によるゼミ紹介
武笠ゼミは仏教美術ゼミで、学生は主に日本の仏像について研究しています(仏画でもインド中国でも可)。重視していることは次の二点。一つは作品研究の現状を正しくと理解すること。難解な仏教用語?専門用語を含む研究論文をきちんと読みこなしてください。もう一つは作品を実際に見学し、そこから得た情報や印象を正しく文章化すること。ゼミ生は二度の中間発表と個人指導を経て卒論提出に至ります。つらい道のりですが、達成感はすばらしいようです。