図書館員の横顔
2024年4月以降、図書館には新しいスタッフが増えました。
今回は、その中から1名の方にメッセージをいただきました!
【渋谷】松村 真由美 (まつむら まゆみ)
今年の4月から渋谷キャンパス図書館に勤務しております松村と申します。
普段は事務室内で様々な業務に携わりながら、交代でレファレンスカウンターにも出ております。
こちらの図書館に来てまず印象的だったのは、白を基調とした明るく開放的でお洒落な雰囲気の館内の様子と、丁寧に装備や手入れのされた資料が大切に配架されていることでした。また、年度初めから様々なガイダンスやセミナー、講座等が開催され、図書館員が説明役や進行役となって利用者に豊富なデータベースの使い方や図書館利用を促す機会が多様に設けられていることにも良い意味で驚きました。意見箱の回答がつづられたファイルが掲示板に下げてあったり、OPAC端末や机など随所に小さな案内のPOPが付けてあったり、ひざ掛け毛布や日よけ用衝立が用意されていたりと、少しでも利用者が気持ちよく図書館を利用できるようにとの配慮が随所にうかがえます。
日頃は渋谷勤務ですが、必要に応じて日野キャンパス図書館で勤務することがあります。渋谷とはまた違って、荘厳さすら感じられる趣のある館内です。学生さんは所属学科によりどちらかの図書館がベースとなるかとは思いますが、二つの印象的な図書館があっていいなあと感じます。
利用者のみなさんとの主な接点であるカウンターに就くとき、いつもある種の緊張が走ります。お問い合わせに適切に答えられたか、ご案内に過不足はなかったか、対処の手順は正しかったか、等々。業務に慣れればある程度は落ち着く部分もありますが、常に初心を忘れずにと心がけています。
このように思うところを記したものの、生来の生真面目さが出たかもしれません。そう、あと一つは心意気としてスマイルを忘れないように、時々こっそり練習したりもしています。
館内や学内でお目にかかることもあるかもしれません。みなさんが図書館に親しみ、資料や空間を活用していただけるように、これからも頑張っていきたいです。