(講演会)キュラソーの図書館を含む歴史?文化事情
キュラソー島とは?
キュラソーという島をご存じですか?
キュラソー島はカリブ海に浮かぶABC諸島のうちのひとつで、とても美しい島です。
「キュラソーの図書館を含む歴史?文化事情」
2022年11月28日(月)、カリブ海に浮かぶキュラソー島ご出身で2022年4月に本学に着任された、言語文化教育研究センター専任講師のバリース?キンセラ先生を講師に迎え、「キュラソー 図書館を含む歴史と文化事情」を開催しました。この講演会は、言語文化教育研究センター((以下CLEIPとする。)と図書館のコラボレーション企画で、バリース先生に英語でご講演いただくことで、「キュラソー島」の言語や文化などの知識を深めるばかりか、英語の勉強にもなるという一石二鳥の企画です。
初めに佐藤悟館長からバリース先生のご経歴や映画「スター?ウォーズ」の大ファンであるという話が紹介されました。
講演の冒頭では、キュラソーの美しい浜辺の映像が流れ、さざ波の音を聞くことで、参加者はカリブ海に浮かぶキュラソーに思いを馳せました。「教育」「学生生活」「言語」「図書館」の4つのテーマについて、たくさんの写真や図を資料とし、わかりやすい英語でご講演いただきました。トウモロコシの粉で作る主食「フンチ」の話、デザート、飲み物、美味しそうな食べ物の数々、島の数や面積、気候など、日本とキュラソーを様々な切り口から比較して、クイズ形式で参加者に問いかけ、参加者は手を上げたり、手で×を作ったり、楽しそうに英語で答えていました。
最後に、ブラック, ヨーガン CLEIPセンター長から挨拶があり、「今までキュラソーのことを詳しく知らなかったが、今日、私たち参加者はキュラソーのことを知ることができました。グローバル化には、政治や産業に関すること等いろいろあるが、この講演こそが、文化的なグローバル化となりました。Danki ! (ありがとう)」とキュラソーの言葉であるパピアメント語で講演を締めくくりました。
会場には、図書館で収集したキュラソー関係の本が展示され、講演後に学生が手に取る姿が見られました。参加した学生のアンケートからは、「英語がとてもわかりやすかった。」「キュラソーに関して何も知識がなかったので、多くの視点からキュラソーについて知ることができおもしろかった」「とても興味深く良い機会になった。自分が知っている国だけではなく、もっと色々な国の文化を学びたいと思った」などの感想が寄せられ、キュラソーはもちろんのこと、諸外国の文化や日本との違いを考える良い機会となりました。