Jissen Future Talk Session2024を開催しました(12/7)
2024年12月7日(土)に、学長と学生の懇談会として「Jissen Future Talk Session2024」を渋谷キャンパスで開催しました。
このイベントは学長や副学長をはじめとする教員と学生が意見交換を行うことで大学への帰属意識を高め、学生が主体的に大学に関わる契機とするとともに、今後の大学の教育活動の参考とすることを目的に2022年度から開催しています。
今年度は学科?学年の異なる16名の学生と、難波学長、槙副学長、広井副学長をはじめとする8名の教員が参加。3チームに分かれ、3つのテーマに対して各30分間のディスカッションを行いました。
テーマ1?2:本学の社会連携推進?グローバル化推進について
◆たくさん参加している友人から影響を受けて、自分も参加しやすくなった
◆他学科?他学年の人と交流できるいい機会になっている
◆英語を使わないグローバル科目があれば、海外の文化に興味を持つ学生が増えると思う
始めに、学長方針で掲げている社会連携推進と、グローバル化推進について、各30分ずつ意見出しをおこないました。
社会連携推進では、PBL型授業を取り入れている学科が多いため、活発な意見が交わされました。「自分と違った視点を持った人?異なる学部で学ぶ人との交流を通して、視野が広がった」という意見や、参加したい授業が他の授業と被ってしまい履修できなかったという学生からは、「授業としてではなく、プロジェクトとしての社会連携が増えると良い」という意見がありました。一方で、「(学年が上がるにつれて)参加している学生の顔ぶれが同じになってきている」という課題も出されました。
グローバル化推進については、「語学力に自信がなく、留学は費用的にハードルが高い」という意見から、興味を持ってもらうためにはどのような工夫をすれば良いかという議論を交わしたチームが多くありました。例えば、「日本語を勉強したい、日本のことを知りたいという留学生を招いて、自分たちから日本の良さを伝える機会」や、「英語を使わないグローバル科目があれば履修しやすいし、海外の文化などに興味を持ってもらえるのではないか」などの意見が出されました。
テーマ3:これから実践女子大学をどんな大学にしていきたいか、どんな大学になってほしいか
◆積極的に発信して、全員がチャンスを掴める大学にしていきたい
◆大学の良さを学生の声で伝えていきたい
◆世の中のスピードより速く、あらゆるコミュニケーションが活発な大学
3つ目のテーマは本イベント全体のテーマでもある、本学の未来についてディスカッションを行いました。議論の中で特に印象的だったのが、「実践女子大学の良さを、様々な形で積極的に発信していきたい」という意見が多くあったことです。SNSを利用して、学生が実際に活動している様子を映像で伝えてみたいという意見や、高校生向けのキャンパスガイドにもっと学生のコメントを入れていきたいという意見がありました。また、学内生にももっと知ってほしいという意見から、渋谷キャンパス1階に誕生した「JISSEN PLAY BASE」、「グローバルラウンジ」を活用したいという意見もありました。こういった学生たちの生の声を大切にし、大学運営に活かしていきたいと思います。
合計90分のディスカッションは、笑い声や積極的な発言も飛び交う和やかな雰囲気で行われました。最初は緊張していた学生も、最後にはまだまだ話したりない!というくらい、活発な議論が交わされました。
参加学生の声(一部抜粋)
?色々な学科学部の方や教授のみなさんとお話することで、視野も広がりこれからやってみたいと思うことも沢山増えました。
?実践女子への想いや考えをみんなと共有することができました。今までも、「実践女子大がもっとこうなってほしい」と思うことはあったが、その想いを誰かに伝える機会はなかったので、とても良い経験でした。
?自分のしてきた活動をしっかり振り返る機会はあまりなかったので、どのようなことが自分に身についたのか改めて考えるきっかけになりました。学長を含め、教職員の方々にとても温かく迎えていただいたので、緊張はしましたが、とても有意義な時間でした。
?教職員の皆様とお話をさせていただくことに最初は少し緊張をしましたが、優しく否定をせずに聞いてくださり、このような場があることの重要性を実感しました。また、より多くの人に経験をしてほしいという気持ちを強く抱きました。理由としては、人として変わるきっかけが溢れている大学であると考えているため、(プログラムが豊富であり、サポートが手厚いため、挑戦をしやすい環境という意味で)みんなの意見が反映され、誰もが経験を積める大学にしたいからです。