Jissen Future Talk Session2023を開催しました(12/16)
2023年12月16日(土)に、学長と学生の懇談会として「Jissen Future Talk Session2023」を渋谷キャンパスで開催しました。
このイベントは学長や副学長をはじめとする教員と学生が意見交換を行うことで大学への帰属意識を高め、学生が主体的に大学に関わる契機とするとともに、今後の大学の教育活動の参考とすることを目的に2022年度から開催しています。
今年度は学科?学年の異なる11名の学生と、難波学長、槙副学長をはじめとする6名の教員が参加。2チームに分かれ、難波学長?槙副学長がそれぞれファシリテーターとなり、2つのテーマに対して各40分間のディスカッションを行いました。
テーマ1:実践女子大学のアピールポイント
◆少人数だからこそ教員や職員との距離が近い
◆教員?職員?学生みんなで創る実践女子大学
まずは各チームにおいて、入学してからこれまでの活動や経験をもとに意見出しを行いました。両チームで聞かれたのは、教員や職員が親身に相談に乗ってくれる、声をかけてくれるなど、小規模大学だからこその距離の近さです。高校まで当たり前にあった担任制度から形が変わり、大学では教員が遠い存在になるのかと思っていたが、相談しやすい環境で安心したという意見がありました。
また、企業と連携したPBL授業や、フィールドワークが充実していて幅広い分野を学べることが魅力だという意見も出ました。中には、授業を通して視野が広がり、入学前に希望していた分野とは別の分野に興味を持ったという学生もいました。
一方で学生間の温度差が課題だという意見も。これを埋めるためにも、部活動やサークル活動といった学内活動を活発化させたり、各プロジェクトにおけるコミュニティの輪を広げていきたいという意見がありました。
テーマ2:これから実践女子大学をどんな大学にしていきたいか、どんな大学になってほしいか
◆内部の繋がりを通して安心して外部へ拡がる環境づくり
◆熱意ある学生がたくさんいる大学
2つ目のテーマは本イベント全体のテーマでもある、本学の未来についてディスカッションを行いました。現在の課題として同学年の横のつながりはあれど、縦のつながりを持ちにくいという意見に対し、新入生歓迎会を工夫して学内団体を活性化させ、縦の繋がりを強化したいという意見も。どうしたら興味を持ってもらえるかという熱い議論が交わされました。
また、本学を選んだ理由の一つとして、成長している大学だと感じたからという学生からは、これからも、外から見ても内から見ても成長していると感じてもらえる大学にしたいという意見が。更に、今ある繋がりを大切にし、卒業生が学生の活躍を見たときにうれしいと感じてもらえる大学にしたいという思いも語られました。
合計80分のディスカッションは、笑い声や積極的な発言も飛び交う和やかな雰囲気で行われました。学生たちにとって自分たちの大学と向き合うきっかけになったのではないでしょうか。
参加学生の声(一部抜粋)
?普段関わる機会のない、他学科の学生?教授?学長?副学長とお話が出来てとても楽しかったです。また、自分が気づかなかった問題や発想について知ることが出来てとても有意義な時間を過ごせたと思います。(国文学科?1年)
?友達に誘われての参加だったのですが、とても満足でした。その理由としては、先生たちとこんなに柔らかい雰囲気でお話しできると思っていなかったので、非常にいい経験ができたからです。(英文学科?2年)
?学長や副学長だけでなく、やる気のある学生たちと話す機会があったことは自分にとっても刺激になりました。(人間社会学部?1年)
?想像より砕けた雰囲気でとても話しやすかったです。来年も参加したいです。(美学美術史学科?2年)
?2つのテーマを通して、改めて学校について考えるのは楽しいと感じたし、改めて自分はこの大学に貢献したいと思いました。(人間社会学部?1年)
?新しい意見を聞くことができて、自分の考えの幅を広げることができたと感じました。(現代社会学科?2年)
?やる気のある学生がたくさんいるので、もっと多くの意見を持った学生が参加できる場になれば良いなと感じました。(現代生活学科?3年)