研究指導
美術史学を軸とした諸分野について、先行研究の批判的検討や作品分析、社会的文脈の考察等を通して、各々の研究テーマを深めさせ、論文作成の指導を行います。
また1年次に中間発表会を行い、指導教員のみならず他の教員や院生の意見を聞くことで、学位論文の作成に向けた課題や内容の深化を図ります。
修士論文?博士論文について
美術史学を軸とした諸分野について、先行研究の批判的検討や作品分析、社会的文脈の考察等を通して、各々の研究テーマを深めさせ、論文作成の指導を行う。
児島 薫 |
受講生の研究対象に応じて作品、資料の実地調査を行い、日本近代美術史に関する論文作成、研究発表を指導する。新知見の探求を目指し、研究者として自立しうる力を養う。 |
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武笠 朗 |
口頭による研究発表を重ねながら博士論文研究を深め、論文執筆を進めていく。同時に博士の学位にふさわしいより高度な専門知識を習得し、作品調査?作品調書作成などの実践的研究方法を身に付ける。 |
駒田 亜紀子 |
西洋古代~近世美術史分野における基礎資料?史料の収集?読解?分析を実践的に指導し、各学生の研究テーマに即した論文指導を行う。 |
椎原 伸博 |
芸術学に基づく研究方法を確認した上で、研究テーマに関する文献や資料の収集を指導する。そして、それらの緻密な読解と解釈を基にして、論文作成指導を行う。 |
修士論文題目(近年提出されたものから抜粋)
円山応挙の<水流表現>における一考察—晩年の作品の構築過程に注目して
酒井抱一筆《夏秋草図屏風》—モチーフの検討を中心に—
昇亭北寿研究ー画業と風景版画を中心にー
浅井忠の風景画について
舞踏家 大野一雄についてー「ラ?アルヘンチーナ頌」へ至るまでー
藤田嗣治による宗教画ー聖母にみる女性の表現を中心にー
黄公望「富春山居図巻」小考—山水画巻としての独自性—
文徴明筆「江南春詞意図」についてーその成立背景と文徴明の画業における位置ー
石濤の南京時代ー「黄山八勝図冊」を中心にー
東寺講堂四天王像の様式的位置
会津?勝常寺薬師三尊像の性格ー造形的特徴と薬師信仰からみた位置づけー
仏師康勝の研究ー六波羅蜜寺空也上人立像を中心にー
レオナルド?ダ?ヴィンチ《岩窟の聖母》に表された主題についての検討と幼い洗礼者ヨハネが描かれた理由についての考察
ボッティチェリ《チェステッロの受胎告知》の身振りの考察
ピーテル?ブリューゲル(父)の《貪欲》(「七つの罪源」シリーズより)
ミッシェル?フォロン研究
ギュスターヴ?モロー《旅人オイディプス》(1888年頃)
エドゥアール?マネによる文筆家の肖像ー《エミール?ゾラの肖像》を中心にー
日本の芸能における「もどき」芸の立ち位置と物真似的演技について
第三世代の美術館研究ー美術館教育普及活動を中心にー
博士論文題目
清原雪信研究