5/25「宝島社」元編集者をゲストに特別授業を実施しました!
5月25日(水)に「本の知識」(選択科目)の授業で、「宝島社」の元?編集者をゲストに招いた特別授業を行いました。
特別講師には、総合出版社「宝島社」の元?編集者であり、現フリーランスジャーナリストの、欠端大林さんがお越しくださいました。
これまで、書籍から月刊誌まで、幅広い編集を手がけて来られた欠端さん。
総合出版社にはどんな現状があるのか、などご自身の経験をもとに、細かく解説していただきました。
「出版社は編集部だけではない。営業、経理、広報、制作など、様々な部署から本ができている」「週刊誌、実用書、文芸、コミック、オンラインなど、どのジャンルで仕事をするかで業界がまったく変わる」など、外からでは分からない、実際の出版業界を体感できるようなお話がたくさんあがりました。
また、本作りのプロセスの紹介では、貴重な誌面のラフ画をもとに、完成した誌面と見比べながら解説していただきました。
具体的にどんな過程を経て本ができ上がるのか、リアルな話に、学生は興味津々で耳を傾けていました。
この授業における到達目標は、「本」の読み手でなく「本」の作り手としての視点を養いつつ実践的なスキルを身につけていくこと。
今回の授業は、まさに作り手の視点を養い育てる、大変実りのある授業となりました。
欠端大林さん、大友麻子先生、貴重な機会をありがとうございました!
科目担当の大友麻子先生も、編集プロダクションでの編集?執筆および、出版社での書籍の企画編集?執筆、取次や書店対応といった豊富な業務経験をお持ちです。これらの経験をもとに、「本」というメディアへの多角的なアプローチの仕方を導いてくださいます。
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