「英国と下田歌子先生」の特別講座が開催されました!
2021年7月8日に、「英国と下田歌子先生」の特別講座が開催されました。講師の武内一良先生から、以下の内容についてお話がありました。
1893年9月に横浜港を出帆し1895年8月に再び横浜港へ帰国するまでの2年間、英国を中心にヨーロッパを視察して女子教育の重要性を感じた下田先生は、帰国後に実践女子学園を創設しました。慣れない英国での生活に戸惑いながらも40歳の下田先生が英語を学習する姿を紹介しました。海外に目を向けることの重要性や留学の心構えや、ビクトリア女王にお会いしお茶会に招待されるまでの苦労話もお話しました。
学生は集中してお話に聞き入っていました。
学生の声
今この大学に通っているからこそ、学ぶことができた授業だと思いました。意識をして、学ぼうと思ったりしなければ、「女子教育」について詳しく振り返ることは、なかなか無かったと思います。今回の授業を受けたことで、今自分が置かれている現状や時代、自分自身について考える時間を持つことができました。
昔の日本は、女性が表に出る事は無く批判される時代の中で、下田歌子先生が行動したことが今の男女平等な世界を築くのに必要だったなと感じ、感銘を受けました。
どのような出来事が実践女子大学を作り上げたか知り、もっと力を入れて学びたいと思いました。武内先生の授業を初めて受けましたが、話がとてもおもしろく下田歌子先生についてのめり込んで聞いていました。私自身とても海外に興味があるので、イギリスでの下田歌子先生のお話がおもしろかったです。ありがとうございました。