日本語コミュニケーション学科授業紹介-3「ビジネストーク演習」
「ビジネストーク演習」は1年生前期の必修科目です。日コミでは日本語四技能(「読む」「書く」「聞く」「話す」)の向上に力を入れていますが、そのうちの「話す」「聞く」にフォーカスした授業です。「簡潔かつ正確に伝える力」「好感のもてる声」「正しく美しい日本語」の3つを軸に、理論学習と実践の双方からアプローチし、社会人?職業人として求められるトークの基礎を学びます。
演習系の授業ですので、アウトプットの時間をとても大切にしています。初回の自己紹介では緊張感いっぱいでぎこちない様子だった学生たちも、回を重ねるごとにコツを掴み、学期最後のパブリックスピーキングでは堂々と自分の意見を伝えられるようになります。授業アンケートでは、「授業を通じて自身の成長が実感できた」と回答する学生が多く、嬉しく思っています。
受講生の感想
?人前で話すことがとても苦手だったけど、この授業で沢山発表をしていく中で、自信を持って発表できるようになった。
?今までなんとなくやっていた発表についての新しい知識が身についた。
?先生からのフィードバックを通して、自分の話し方の癖や、声の出し方の改善点に気づいた。その後のパブリックスピーキングの実践で、それらを意識できるようになっていった。人前で話すことの抵抗が段々となくなっていった。また、効果的に話を聞かせる方法も理解できた。
?話すときの姿勢や、声の使い方がまだ完璧ではないが、この授業を受ける前とは変わり、話をしっかり伝えるという意識を持って相手に話すことができるようになった。