オーストラリアの先生のレクチャーをZoomで受講しました!
5月20日(木)の「ことばと生活」(選択科目)の授業で、Zoomを使った特別授業を行いました。
オーストラリア、メルボルン大学のマリィ?クレア先生が、「『おネェことば』を考える」というタイトルで、日本語でお話ししてくださいました。
2000年のおネエキャラブームを通して話しことばのひとつのスタイルとして広く認識されるようになった「おネエことば」が、いかに書かれるのか、生き生きとした話し方はどのように文字化されるのかといったことを中心に、熱のこもったレクチャーが展開されました。
ブレイクアウトルームで行ったグループディスカッションでは、マリィ先生が一室一室「訪問」してくださり、議論がさらに盛り上がりました。また、最後の質疑応答コーナーでは、回答に追われて先生が息つく暇もないほど、たくさんの質問が寄せられ、大盛況のうちに授業終了時刻となりました。
学生の声
?今回の授業で、ジェンダーについて関心をもちました。無意識に持っている自分のステレオタ
イプ的な性別感を見つめ直したいと思いました。質問にも、丁寧にお答えいただきありがたか
ったです。
?レクチャーを受けて、「メディアは自分たちが流行らせたいことばを発信する」など、オネェ
ことばからメディアのあり方まで、広く深く知識を得ることができました。Zoomという環境
でも、非常に楽しんで授業を受けることができました。
?先生の授業を聞いてオネエ系にも様々な経歴やスタイルがあるという大切なことに気がつくこ
とができてよかったです。日頃は考えないようなことを考えさせられる授業でとても勉強にな
りました。