竹内ゼミ 『~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~気温変化に伴う身体ケアに関する意識?行動調査』の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:『~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~気温変化に伴う身体ケアに関する意識?行動調査』の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 19 期生 高橋実里
毎年夏になると夏バテを起こし、貧血が悪化したり食欲が低下したりするため、日常生活になんらかの影響を受けることが頻繁にありました。この状況を少しでも改善するために夏バテの対処法をしっかりと知ることで少しでも自分の身体を健康にできると考えました。そこで今回私は、日本インフォメーション株式会社が実施された「~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~気温変化に伴う身体ケアに関する意識?行動調査」を紹介いたします。
今回の調査では、調査地域は日本全国、対象者は 16 歳~69 歳の男女、調査期間は 2023 年 8 月 17 日から 8 月 18 日、調査手法はクローズドモニターへのインターネットリサーチで、有効回収のサンプルサイズは 1,014 サンプルとなっています。今回はこの調査結果(日本インフォメーション(株)調べ)から特に気になった部分を紹介いたします。
夏バテの有無に関してみると、「夏バテの症状がある」と「やや夏バテの症状がある」と夏バテの症状があると回答した割合は全体で 41.4% となりました。年代別性別にこの 2 つの項目を合わせてた「夏バテの症状がある」をみると、10 代は男性の場合 42.6%、20 代は 35.2%、女性の場合では、10 代は 48.3%、20 代は 38.5% であることが分かりました。
次に症状に関してみると、全体での 1 位は「疲れを感じる」(65.2%)、2 位は「身体の重さ?だるさ」(57.9%)、3 位は「身体のほてり、熱っぽさ」(35.7%)でした。年代別性別にみると、10 代の男性は「疲れを感じる」が 40.0%、「身体の重さ?だるさ」が 34.3%、「身体のほてり、熱っぽさ」が 28.6% となっており、同じく 20 代男性では順に、40.0%、50.0%、30.0% となっていました。また同様に女性では順に、10 代で 63.4%、58.5%、17.1%、20 代で 56.3%、50.0%、37.5% であることが分かりました。
また夏バテ対策の有無に関してみると、全体は 25.7% が「対策している」であり、10 代の男性でみると 30.5%で、20 代は 28.2% でした。同様に 10 代の女性が 17.6%、20 代は 24.1% であることが分かりました。
最後に具体的な夏バテ対策についてみると、全体で最も多かった対策が「こまめに水分補給する」で 75.9%、同じ項目で男性の場合、10 代が 60.0%、20 代が 54.2% で、女性の場合、10 代が 73.3% で、20 代が 65.0% であることが分かりました。
私もこれからの暑い夏を乗り切るためにこまめに水分補給をとることを心がけ、健康に配慮しながら生活していこうと考えました。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:
日本インフォメーション株式会社(2023)
「~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~気温変化に伴う身体ケアに関する意識?行動調査」
https://www.n-info.co.jp/report/0048
(最終確認日:2024/07/07)