竹内ゼミ 『女子目線』のデータサイエンス:「「2024 年お花見」意識?行動調査」の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「「2024 年お花見」意識?行動調査」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 19 期生 佐々木汐璃
私はいつも近所の桜が咲いてる場所でお花見をしているのですが、皆さんが普段どこでお花見をしているのか気になり、お花見に関する調査を調べました。
今回紹介する調査は、株式会社インテージが行う『インテージ、「2024 年お花見」意識?行動調査』です。この調査は日本全国の 15 歳から 79 歳の男女、2,500 人を対象に、2024 年 2 月 15 日~2 月 19 日に株式会社インテージの「マイティモニター」を用いて、国勢調査にもとづき性別?年代?地域を母集団構成に合わせて回収しています。この調査では今年のお花見の予定や予算、お花見をする場所などについて調査されていますが、ここでは記載されている調査のうち、特に気になった部分を紹介します。
はじめに、今年のお花見の予定についての質問で、今年お花見を「予定している」「するかもしれない」と回答した人は、合計 34.5% でした。コロナ禍の 2021 年は 21.7% で、2021 年と今年を比較すると 12.8 ポイント増加しており、お花見をしたい人が増えたことが分かりました。
続いて、お花見を予定している場所についての質問で、今年お花見を「予定している」「するかもしれない」と回答した人の 73.1% が「【昼間】近場の桜が咲いている場所」と回答しました。2 番目に多かったのは「【昼間】近場の桜の名所」と回答した人で、42.7% でした。また、「【桜の咲く所】日帰り旅行やドライブ」と回答した人は 18.5%、「【桜の名所】日帰り旅行やドライブ」は 13.5% でした。これらのことから遠出するよりも近所でお花見を楽しむ傾向が強いことが分かりました。さらに、「【夜】近場の桜が咲いている場所」と回答した人は 18.3%、「【夜】近所の桜の名所」と回答した人は 12.0% で、「近場の桜が咲いている場所」や「近所の桜の名所」では夜よりも昼間にお花見をしたい人の方が多いことも分かりました。
この調査の結果から、今年お花見を「予定している」「するかもしれない」人は増加していることが分かり、足球现场直播,大发体育在线の緩和が進んでいることが、その一因ではないかと思われます。また、昼間に近場の桜が咲いている場所を選ぶ人が最も多いことも分かり、遠出をしなくても手軽に楽しめる近場の桜に魅力を感じる人が多いのではないかと考えます。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
出典:インテージ プレスリリース 2024年3月13日公開記事
https://www.intage.co.jp/news_events/news/2024/20240313.html
(最終確認日:2024/5/12)。