阿佐美ゼミ 日本に恋したイタリア女性
日本に恋したイタリア女性、ロザルバさんからイタリアの今を学ぼう!
by 異文化コミュニケーションゼミ(中村グループ)
イタリアを代表する大学の一つ、ナポリ東洋大学日本語学科を卒業後、愛するマンマの応援に支えられ来日。それから20年余り、ずっと日本を愛し続けているロザルバ?ディ?メッリオさんは、イタリア語講師として、通訳?翻訳者として活躍されています。日伊両方の文化に精通したロザルバさんに、現在のイタリア事情を中心に講演していただきました。日本よりコロナの影響がさらに深刻だったイタリアでは、治安の悪化等、難しい社会問題が山積しているそうです。
イタリア人から直接、イタリアについてお聞きする機会が今までなかったこともあり、知らない点が多くとても勉強になりました。ロザルバさんは風光明媚なリゾートとして有名なイスキア島のご出身ですが、写真すら見たことがなかったので、イスキア島の綺麗な景色に憧れを抱きました。また、温泉があるという点に驚きを感じました。是非、機会を作ってイスキア島を訪れたいです。また、今回のお話でヴェネツィアのカーニバルについても学ぶことができました。2月に開催されるカーニバルは1週間程開催されるそうで、講演後に写真を見てみたところ、色とりどりのドレスを着て仮面をつけている写真を見て、ヴェネツィアを訪れて実際に見てみたいと感じました。ロザルバさんも、それはそれは美しいとおっしゃっていました。ただ、オーバーツーリズムの問題が深刻で、日本も他人事ではないですね。ロザルバさんを渋谷駅でお迎えする際の目印用にウェルカムボードを作成したのですが、カワイイと誉めていただき、とても嬉しかったです。お話を聞かせていただき、ありがとうございました。(中村)
ロザルバさんご自身は南イタリアの方ですが、南北に長いイタリアでは地域によって風土が異なり、生活文化?ライフスタイルも様々であることを教えていただきました。その中でも私が印象に残っているのは特に都市部を除いて毎日の昼食を家族皆で食べるという習慣です。特にロザルバさん出身のイスキア島では大人も、仕事を一時休憩にして家に戻り、家族で食卓を囲むそうです。都会でなければ、一日のメインの食事はランチ。ゆっくり楽しんでランチを食べて、ちょっとお昼寝し、また仕事に戻るというスタイルは、暑い気候の地域なら効率的かも知れません。日本だと休日以外は家族ではなく個々で昼食を取るイメージが強いので、文化の違いに驚きました。家族愛に違いはないと思いますが、家族との過ごし方には違いがあるようです。渋谷にお越しくださり、ありがとうございました。(柳井)
私は、外国の方としっかりとお話しする機会は今回が初めてでしたが、外国に興味があるので、直接会ってお話を聞くことができるのがとても楽しみにしていました。ロザルバさんからのお話でイタリアの魅力を教えていただき、以前よりももっとイタリアやその他の国々に興味が出て、とても良い機会になりました。お話の中で特に印象に残ったのは、イタリアは北と南で人や気候、風景など様々な異なる点があり、旅行するにしても飽きずに何回も楽しむことができるとおっしゃっていたことです。南イタリアのグルメは日本人の口に合うこと間違いなし!ロザルバさんの一押しは、スパゲティ?ボンゴレ!最後には、ゼミ生がイタリアについて気になっていることを質問させていただきましたが、1人1人丁寧に答えてくださり、最後までとても楽しい時間を過ごすことができました。ゼミの活動が始まったばかりだったため緊張していましたが、親身になって接してくださりとてもうれしかったです。貴重なお時間ありがとうございました。(杉村)