【実践研修】日本語教員養成課程『言語コミュニケーター開発支援実習』において、人間社会学部の教育実習生2名が『3H日本語学校』で留学生に日本語を教えてきました!
2023年9月5日、『言語コミュニケーター開発支援実習』(担当 古内綾子先生)の授業で、人間社会学科4年の高畑樹さんと現代社会学科3年の根岸美咲さんが『3H日本語学校』(千葉県千葉市)において、多国籍留学生16名(日本語中級レベル)を対象に日本語を教えるという教壇実習を行いました。
当日、根岸さんは「ChatGPTの利用ルールの議論を急げ」という社説記事を留学生に読解させた後、留学生たちにChatGPTを教育でどう利用していくのかを日本語でディスカッションさせ、ChatGPTを教育で活用する場合のルールについて作文にまとめさせました。一方、高畑さんはプラスチックごみの削減方法を考えさせるために「どう減らす32キロのプラごみ」という社説記事を留学生たちに読解させ、知識を共有させた上で、そのための案作りをグループ作業させ、出てきたアイデアをジグソーリーディングの方法でまとめ、発表させるまでを行いました。
この教育実習に向けた授業『言語コミュニケーター開発支援実習』は、今年4月から集中的に行われましたが、古内綾子先生の丁寧なご指導とお二人の努力、そして、2023年度教壇実習校をお引き受けくださった『3H日本語学校』が「授業見学」や留学生たちとの交流を踏まえた授業へ参加など,多くの機会を設けてくださったことがとても教育実習になったと思っています。
『3H日本語学校』教務主任 松田忍先生には大変お世話になりました。教育実習について貴重なアドバイスや有効なフィードバックが実習生たちに頂けたことが彼らの大きな成長につながったと感じています。
文責 髙木裕子(人間社会学部 日本語教員養成課程担当)