【社会連携】広告?PR論 啓発広告のワークショップ
現代社会学科「広告?PR論」(井上綾野担当)では、2022年11月から2ヶ月にわたり「子宮頸がんを考える市民の会」ご協力のもと、啓発広告のワークショップを実施しました。12月23日に、先方からご提案いただいた「リーフレット、ポスター、Instagramの発信案」を提示する、成果報告会を実施しました。
提案した18チームの中から、6チームが選抜され、「子宮頸がんそのものの認知を目的としたもの」、「子宮頸がん検診受診の促進を目指すもの」、「子宮頸がんワクチン接種を勧めるもの」「子宮頸がんワクチンのキャッチアップ世代にワクチン接種を勧めるもの」が見られました。
そのなかでも、複数枚のシリーズを通して認知を高めていくポスターや、手に取りやすいナプキン型のリーフレット、「自分の意思でワクチンを受ける」ことをアピールした作品が高く評価されました。
「広告?PR論」のなかで、啓発広告を取り扱ったのははじめてのことでしたが、物やサービスを売るための広告ではなく、啓発のための広告は病気に対する理解が乏しいこともあり、とても難しいものでした。課題に加え、学生の疑問に丁寧にお答えいただいた「子宮頸がんを考える市民の会」理事長 渡部享宏様と副理事長 田渕未里様、本企画のためにご尽力いただいた森田真子様に心から感謝申しあげます。