阿佐美ゼミ 2年振りの里帰りにリバース?カルチャーショック!? マニラはなんて賑やかなのでしょう
2年振りの里帰りにリバース?カルチャーショック!? マニラはなんて賑やかなのでしょう by 異文化コミュニケーションゼミ(脇坂グループ)
後期初のゲストは、フィリピン、マニラご出身のゾーイさん(東京外国語大学大学院、総合国際学研究科国際日本専攻)でした。独学で学んだという流暢な日本語で、フィリピンについて幅広くお話して頂きました。
フィリピンは377年間という長い歴史の中をスペインに支配されていたため、宗教や食べ物、街並み、苗字にもスペインの影響が強く残っている国です。7,641の島々からなり、言語が187もあるフィリピンでは、「違う言語で話しても、何故か意味は通じる」という不思議な現象があるそうです。皆が日本語を話す日本には無い感覚で、不思議で面白いなと思いました。またフィリピンは教育の格差が大きく、日本と異なり公立校より私立校の方が教育の質が良いことを知りました。貧しい家庭には家の中に明かりがなく、外に出て飲食店の灯りを頼りに勉強をする子どもがいることも珍しくないそうです。日本では当たり前に教育を受けられる環境が整っていますが、そうではない国もあることを再確認しました。(川島)
今回、フィリピンについてのお話を聞いた中で、異なる宗教での争いや7,000以上もある島同士での争い、180以上の言語がある事からの対立など、今でもフィリピン内で争いが起こっていることや、教育環境が整っておらず、勉強するのが厳しい環境にいる子どもたちなど、フィリピンで起こっている様々な問題を知り、日本では考えられないような問題が多くあると感じました。これらのこと、さらに最後のゾーイさんのメッセージから、私たち日本人は他の国に比べて、様々な事においてとても恵まれている環境にあるということを、改めて感じました。日本に住んでいては当たり前で気づけなくなってしまうため、ゾーイさんのお話によって、もう一度自分達の環境や他国の環境について考えることができた、とても貴重な時間になりました。ゾーイさんがおっしゃっていたように、恵まれている環境にいるからこそ、様々な学び?経験を積んでいこうと思いました。(脇坂)
ゾーイさんのお話から、フィリピンの基本情報や文化?歴史などフィリピンについて様々なことを知ることができました。ゾーイさんはとても優しく笑顔が素敵な方で、お話の中でクイズだったり、私たちに質問をしてくださったりなど、会話をするような形でフィリピンについて説明してくださり、とても楽しい時間でした。その中で、フィリピンで話されている言語は187言語もあるというお話が特に印象に残っています。こんなにも沢山の言語あることに驚いたのはもちろん、それ以上に「言語が違っても何故か通じ合う」ということにさらに驚いたと同時に不思議で興味深いなと思いました。また、フィリピンの独特な食べ物を紹介していただき、特にバロットという孵化直前のアヒルには最初は衝撃を受けましたが(ゾーイさん曰く、とても美味しいそうです)、いつか機会があれば挑戦してみたいなと思いました!お祝いごとには欠かせない、テカテカに光る子豚の丸焼きも素晴らしく美味しそうでした。貴重なお話をありがとうございました!(倉本)
ゾーイさんはとても気さくな方で、日本とフィリピン生活の違いなど沢山お話してくださいました。実際にお話を聞いて、やはりフィリピンの珍しい食事にとても衝撃を受けました。日本ではなかなか食べられない食材での料理ばかりで、味が想像できない中、「美味しい」と仰っていて、とても興味深かったです。また、教育環境の違いにも大きな衝撃を受けました。日本では当たり前のように学校に通うことができている事に感謝しないといけないと改めて思いました。経済の状況やインフラが進まない地域では十分に教育を受けられない環境下でも、一生懸命に勉強している小さな子供を見て感銘を受けました。フィリピンの発展を願って、これからも興味を持って調べてみたいと思いました。(小川)