阿佐美ゼミ 独学で日本語検定一級取得、フィリピン人才女がゼミへ!
独学で日本語検定一級取得、フィリピン人才女がゼミへ! By 異文化コミュニケーションゼミ(青木グループ)
国費留学生として東京外語大学大学院で研究の日々を送るゾーイさんにゼミへお越しいただき、フィリピンに関するクイズやプレゼンを通して楽しみながら、驚き多いフィリピンについて学ぶことができました。
事前学習で現在のフィリピンの人や社会、制度について調べましたが、プレゼンを通して占領下の歴史からスペインとの名前の繋がり言語の共通点が多いことや、フィリピンが多様性のある国である理由にも繋がっており、フィリピンの過去や今ある文化の土台についても知ることができました。地域によって独特な言語があることは、日本の方言とも似ていると感じた一方で、異なる言語を話す人々の共通として混合して生まれた言語がある。ということは凄く新鮮で面白く感じました。しかし、質問からは年々多様な言語を話す人が少なくなっていることや、若者世代の考え方が変わってきている。教育の格差を初めとする貧富の格差や、離婚を認めない、などのフィリピンの社会通念や法制度が影響をしていると考えました。ゾーイさんの日本語は本当にお綺麗で、独学で日本語を学んで下さっていたことには凄く驚きました。(青木)
今回はフィリピンの基本的な情報から歴史、生活などさまざまなことについて学ぶことができました。スペインが400年近くもフィリピンを支配し、それほどの長い歴史が存在するために現在の街や言語、衣装などにも影響が及んでいるということがよく理解できました。中でも私は特に、日本とフィリピンのホスピタリティの違いについてのお話が興味深かったです。他人に対しておもてなしの心を持つという部分は共通していても、どうしてそうなのかという部分は異なっているということをお聞きし、確かに、日本人が他人に親切にするとき、その人のことを知りたい、一緒にわいわいしたいと考える人はなかなかいないのではないかなと思いました。また、ゾーイさんがおっしゃっていたフィリピンの方々のゆるさが少し羨ましくなりました。特に、日本はもう少しフィリピンのように仕事と家庭のバランスがとれたものになるべきではないかと思いました。(木村)
今回のプレゼンは、今までのゲストの方と違ったクイズ形式だったので、とても新鮮であり、より積極的に考えることができ、楽しく学ぶことができました。私にとってフィリピンは、フィリピンと日本のハーフの友人がいるため身近な国ではあったのですが、実際に友人からフィリピンについて詳しく聞く機会はなく、今回のゾーイさんのプレゼンで新しく知ることが多くあり、より興味を持ち、コロナが落ち着いたら是非行きたいと思いました。個人的に、マンゴーがとても好きなので、ゾーイさんが紹介してくださった、フィリピンのギマラス島で5月に行われるマンゴーフェスティバルに参加して、美味しいマンゴーを食べたいなと思いました!私は、男女の平等性が高いフィリピンの人から見た日本の男女格差について気になっていたのでお伺いして、日本の男女格差の現実を改めて感じました。日本も男女格差が縮まればいいなと思いました。素敵なプレゼンありがとうございました!(寺島)
私はこれまでフィリピンについての知識がほとんどなく、恥ずかしながらフィリピンと言えばバナナが有名であることしか分かりませんでした。プレゼンから私の第一印象に残ったものがフィリピンの料理についてです。豚の丸焼きであるレチョン、豚の血のシチューであるディヌグアン、孵化直前のアヒルの卵のバロットというように日本にはない変わった料理がたくさんありました。実際に自分が食べることを考えると少し複雑な気持ちになってしまいます。また、フィリピンの方は日本人の性格とは逆だということを聞きました。日本人は建前のための気遣いをしてとてもシャイですが、フィリピンの方は誰とでもワイワイして、遊びたい人が多いそうです。日本人の良いところもたくさんありますが、フィリピンの方のようにみんなと仲良くワイワイする性格も日本人に必要であると感じました。(関口)